宮代町議会 > 2022-02-28 >
02月28日-06号

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  1. 宮代町議会 2022-02-28
    02月28日-06号


    取得元: 宮代町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-28
    令和 4年  3月 定例会(第1回)          令和4年第1回宮代町議会定例会 第12日議事日程(第6号)                 令和4年2月28日(月)午前10時00分開議     開議     議事日程の報告日程第1 会議録署名議員の指名について日程第2 一般質問       9番 塚村香織君       5番 丸藤栄一君      10番 田島正徳君       7番 泉 伸一郎君       1番 小河原 正君     閉議出席議員(14名)   1番   小河原 正君      2番   西村茂久君   3番   金子正志君       4番   山下秋夫君   5番   丸藤栄一君       6番   丸山妙子君   7番   泉 伸一郎君      8番   角野由紀子君   9番   塚村香織君      10番   田島正徳君  11番   土渕保美君      12番   深井義秋君  13番   川野武志君      14番   合川泰治君欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  町長      新井康之君   副町長     渋谷龍弘君  教育長     中村敏明君   総務課長    赤井誠吾君  企画財政課長  栗原 聡君   住民課長    高橋暁尋君  税務課長    門井義則君   町民生活課長  吉永吉正君  福祉課長    宮野輝彦君   子育て支援課長 横内宏巳君  健康介護課長  井上正己君   産業観光課長  菅原隆行君  まちづくり建設課長       会計管理者兼会計室長          石塚孝信君           大橋洋巳君  教育推進課長  大場崇明君本会議に出席した事務局職員  議会事務局長  野口幹雄    書記      小林賢吉  書記      岡村恵美子 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(合川泰治君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(合川泰治君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(合川泰治君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、議長において、1番、小河原正議員、2番、西村茂久議員を指名いたします。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(合川泰治君) 日程第2、一般質問を行います。 質問の通告がありますので、順次発言を許します。--------------------------------------- △塚村香織君 ○議長(合川泰治君) 通告第6号、塚村香織議員。    〔9番 塚村香織君登壇〕 ◆9番(塚村香織君) 議席番号9番、塚村香織でございます。 通告書に従いまして、質問をさせていただきます。 1、教育支援センター開設へ。 令和4年4月1日から教育における包括的な拠点となる教育支援センターが新設されます。 子供たちの居場所とともに様々な教育に関する悩みを相談できる場所として、学校や保護者、各関係機関との連携により、課題解決につなげられると期待が寄せられています。 そこで、以下の質問をいたします。 ①現在不登校や長期欠席の児童・生徒について、学校、スクールカウンセラーさわやか相談員教育委員会、各関係機関などとの情報共有はどのようにされているか伺います。 ②教育支援センターを利用するに当たって、通級の期間や方法について、手続上どのようになっているのか伺います。 ③昼食についてはお弁当などを持参とのことですが、給食の検討は今後もできないのか伺います。 ④運営体制について、開室時間が9時20分から14時40分とのことですが、各家庭のニーズに合わせて、今後時間延長などを検討するのかお考えを伺います。 ⑤教育支援センターを使用する方々は、様々な悩みを抱えており、支援する職員についても多様な人材が望まれております。 今回の職員募集については、5名中4名において教員免許が必須条件となっており、偏りが懸念されますが、どのようなお考えか伺います。 ⑥4月1日から運営開始となりますが、教育支援センター職員の事前研修などはどのように進めていくのかお考えを伺います。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) それでは、ご質問にお答えいたします。 まず、1点目のご質問についてお答えいたします。 スクールカウンセラー及びさわやか相談員につきましては、各中学校のさわやか相談室の勤務が中心になっておりますので、適宜情報共有は行っているというところでございます。 また、学校内で定期的に開催されております教育相談部会生徒指導委員会に一員として参加もしておりますので、情報共有を図っております。 学校と教育委員会との情報共有につきましては、教育委員会教育相談員が定期的な学校訪問を行ったり、学校から長期欠席者報告を毎月受けたりすることで、町内の不登校等長期欠席者の状況について共有をしております。 各関係機関とは、児童・生徒の不登校や長期欠席等の状況については、日常的な情報共有は行ってはおりませんが、虐待等が疑われる場合は子育て支援課から情報提供がございますし、逆に学校や教育委員会から子育て支援課児童相談所等関係機関に連絡するケースもございます。 2点目の期間とか通級の手続についてお答え申し上げます。 教育支援センター内で運営する適応指導教室を利用する場合は、教育支援センターや学校で事前の面談を行いまして、児童・生徒の状況の把握や本人の意向確認をします。その後、体験的な通級を2週間から4週間程度行い、再度本人の意向等を確認し、本通級という流れを考えております。 手続については、体験的な通級の前と本通級の前に、学校を通じまして保護者から教育委員会に必要な申請をしていただくということです。 児童・生徒の学籍は学校にあること、保護者、学校、教育支援センターが一体となって児童・生徒をサポートしていく必要があることから、このような手続とすることとしております。 なお、私立の学校など町外の学校に通っている児童・生徒の場合は、学校を通さず、直接教育委員会とのやり取りを想定しております。 通級の期間は特に定めてはおりませんが、年度ごとの更新手続は必要だというふうに考えてございます。 適応指導教室への通級の方法は、小学生は原則保護者による送迎とし、中学生は徒歩、自転車等も可能としているところでございます。 3点目の給食に関するご質問でございますが、教育支援センターでの実施の可能性については、教育委員会において学校給食センターとも協議、調整を行いましたが、配送のほか食数等の面で対応することが難しいということで、実施は困難な状況でございますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 それと、4点目の今後の時間延長などの検討についてのご質問でございます。 教育支援センターの開設に向けて行った検討会議の中では、朝から通うのが難しい子供もいるということも話題としては出ておりましたが、教育的な視点から子供の生活リズムを整え、学校や社会生活への適応に向けて支援していくことを踏まえ、開室時間を設定させていただきました。 なお、ご家庭のニーズに合わせて時間設定をするという視点としては、福祉的な観点から別途検討が必要になるというふうに考えてございます。 それと、5点目の職員の関係でございます。 議員ご指摘のとおり、教育支援センターは様々な悩みを抱えた保護者や子供たちの利用が想定をされております。 支援の対象としているのは、主に小学校1年生から中学校3年生までの子供たちとその保護者という非常に幅広い年齢層の方々でございまして、実際に面談や学習支援等を適切に行うためには、相応の知識やスキルが必要であるというふうに考えてございます。 また、適応指導教室においては、学校への復帰が目標の一つでもございますので、学校との連携も不可欠となります。 先行して実施をしております白岡市、杉戸町、久喜市などの近隣市町においても教員免許や教職経験を必須条件としている職が多くございます。本町では、事前に実施した市民団体の皆様との意見交換の中で多様な人材が必要との声もいただきましたことも踏まえ、教員免許なしの方を1名募集するとともに、別途臨床心理士の方に月2回程度来ていただくことになっております。 それと、6点目の研修についてでございます。 教育支援センターの職員は、4月1日から採用になるというものでございます。教育支援センターの運営をしながら、支援センターの運営に関して職員間で意見交換や共有を図るとともに、OJTを含めて必要に応じて研修の機会を設けてまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) ありがとうございました。 順次、再質問をさせていただきます。 まず、情報共有のことについてです。 各関係機関と情報共有をされているということなんですけれども、主任児童委員児童委員の方とはどのような連携をされているのでしょうか。というのも、保護者の方から、児童委員の方々がどのような情報を知っているのかと少し不安を感じるという声もいただいております。 また、そのような不確かな状況にあるのか、主任児童委員児童委員の方々の活動もしづらくなっているとお話を伺っておりますので、そのあたりのことを教えてください。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 主任児童委員児童委員さんというのは民生委員さんも兼ねていらっしゃると思うんですけれども、その方たちと直接、不登校の状況ですとか長期欠席の状況について情報を提供したりというようなことは、現時点では行っていないということになっておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。
    ◆9番(塚村香織君) 現在は行っていないということで承知をいたしました。 児童委員の方々へ保護者のほうからそのようなご相談があることもあると思いますので、また今後このような教育支援センターができたら、児童委員も含めて情報共有や主任児童委員の方々の支援もお願いをしたいと思います。 次に、情報共有についてなんですけれども、保護者の方からは児童・生徒に関して、学年が変わり、新しい担任の先生やまたスクールカウンセラーが変わるたびに、今までの経緯を話してから今の悩みを相談するということになっておりまして、負担があるということのお声をいただいております。 また、児童・生徒の情報の共有については、保護者の方に確認をいただいた上で、次の新しい担任の先生の引継ぎや新しいスクールカウンセラーの方になる場合は、事前に引継ぎをお願いしていただくということは可能なのでしょうか。お伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 今のお話ですと、学年が変わるたびに新しい方にこれまでの状況ですとかそういったものを報告して、一度面談みたいなものを行ってからというようなお話だと思いますが、引継ぎについては、基本的には行っているものというふうに認識はしておりますけれども、もし、そういうようなことがご負担になっているのであれば、これはしっかりと徹底をしていくように指導していきたいというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) ありがとうございました。 個人情報という観点で、勝手に次の担任の先生に今までの経緯などをお話しできないのかなというのを保護者の方々が感じているので、その際は保護者の方にそういうことを伝えてもいいのかという確認をして、または、次の先生にそのような情報を伝えないほうがうちの子にとってはいいという場合もあると思うので、そのあたりは保護者の方にどのようなお考えなのかということを確認した上で情報の共有をしていただけると、スムーズにいろんなことが進むと思いますのでよろしくお願いいたします。 また、教育支援センターについての情報ということでは、学校の先生にはまだよく知らされていないようなんですけれども、現在どのような状況なのでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 まず最初に、先ほどの情報共有の観点で、個人情報との関係ということのご指摘もございましたので、その辺についても確認をしながら対応させていただきたいというふうに思っております。 それと、教育支援センターの関係については、校長会等を通じて設置をする旨ももうお話をさせていただいておりますので、学校の先生がどこまで知っているかどうかというのは細かいところまでは承知はしておりませんけれども、今までも校長会等を通じて情報提供してきておりますので、教育委員会としては、その方向性というものについては学校と共有ができているというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) 共有をしていただいているということなんですけれども、実際、担任の先生は教育支援センターができるということは知っているんですけれども、では、どのように今の児童にしてあげたらいいのかということまではよく分かっていないような印象を受けました。 それで、4月から通ってみたいという方もお声をいただいておりまして、その場合、3月に入りまして先ほどの支援センターに通級する場合の手続というのを踏む場合、4月1日から体験通級のような形になると思うんですけれども、それまでの保護者の方にお伝えするような、その場合、手続とかはどのようにお考えなのか伺います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 既にホームページのほうでも通級に関するご相談はお受けしますということで、公表はさせていただいております。 なので、何かもし、少しでも保護者の方ですとかそういった方で支援センターの関係で、少し通級するかどうか迷っているのも含めて何かお問合せがあれば、まずは教育委員会のほうにご連絡をいただければなと思います。 4月1日から運営をさせていただくということで、この切替えというのが、やはり一番大きな課題というかそういうふうに認識をしておりまして、その準備を今、学校教育の担当が中心になって進めておりますので、なるべく混乱のないような形で、安心して通級できるように体制は整えたいというふうに思っておりますので、ご理解をいただければというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) 承知をいたしました。 そのような保護者からのお声がある場合は、まず、教育委員会へお問合せくださいということでお伝えしたいと思います。 次に、教育支援センターの運営に関することに再質問をさせていただきます。 教育支援センターに通いながらも、在籍する学校の教科によっては授業を受けることも可能なのかということと、近隣自治体では教育支援センター内で在籍しているクラスの授業をタブレットを使いオンライン授業で授業を受けられる環境を整えておりますが、当町ではどのような今、オンライン授業についての進捗なのか状況を伺いたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 今、多分大きく2つのお話しがあったと思います。 まず、教育支援センターに通っている中で、特定の授業だけはそこの学校に行って受けたいといった場合、可能なのかどうなのかというようなお話だと思います。 具体的には、例えば、移動なんかも発生してくるところがあるので課題を整理はしなくちゃいけないと思うんですけれども、子供の考えに寄り添って対応していくというのは基本的な考え方でございますので、例えば、小学生の1年生とか2年生の子供が教育支援センターに来て、じゃ、この授業だけ須賀小に通いたいとかと言ったときに、移動ができるかどうかとかそういったところも考えなきゃいけないんですけれども、原則的には子供の希望、保護者の希望に合わせていくというのが基本的な考え方でございます。 それと、タブレットを使った授業というものについては、先々というか、現状でもある程度の対応はできるとは思うんですけれども、先々そういうニーズが出てくるというのは、もう十分承知しておりますし、現状でも学校の中で、例えば、今回のコロナで学級がなかなか運営できないといった場合は、タブレットというか情報端末を使った授業配信をしているという例もありますので、基本的には可能だというふうに思っておりますけれども、どういう環境で、例えば、支援センターの中でそれを聞くことができるのかとかその辺を少しちょっと見ていかないと分からないのですが、基本的にはそういう方向性になっていくというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) タブレットを使ったオンライン環境についてなんですけれども、今現在そのような準備もしてくださって、今後そのような形が取れればということで、承知をいたしました。 子供たちは、学校に通えず、通うことはできないけれども、お友達や先生とはつながりが切れてしまうというのは、そこは望んでいないということもあります。 一つのつながりの手段として、まあそのオンラインタブレットを使ってつながるという一つのそういったつながりをつくるということでも、授業全て聞ける環境を整えるということではなくても、できることからしてくださると、また教育支援センターから学校に復帰という形も取れやすくなるのかなと思いますので、今後整理のほうをよろしくお願いいたします。 それから、ご確認なんですけれども、こちらの教育支援センターに通級する場合は、出席扱いとなるのかということをお伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 出席扱いというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) 承知いたしました。 続いて、給食についての再質問をさせていただきます。 子供たちにとって給食は楽しみの一つであります。当町でも給食は心身ともに発展途上にある児童・生徒にとって、健康な体、豊かな心や良好な人間関係を育成する上で大切だと考えて、学校給食運営事業を行っております。 給食は食べたいけれども学校には不安があり、行きたくても行けないという状況にある子供たちにとって、給食を提供できる機会をつくっていただきたいというお声も多数いただいております。 先ほど配送や個数のことで検討はできないと伺ってはいるんですけれども、そのような観点からもう一度検討いただくことはできますでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 学校給食について、今、議員がお話しされたとおり、子供たちにとっては非常に楽しみの機会でもありますし、栄養のバランスなども考えれば、学校給食を提供するということができるのが一番望ましいということは、当然理解はしております。 ただ、今回の今現在どれぐらいの子供たちが通うかという部分もまだ明確にはなっていないという中ではございますけれども、給食センター側とやはりちょっと調整した中では、配送ルートを別途構築し直さなくてはいけないというようなことと、食数自体にもちょっと不安定な部分があるというところと、あとは学校には各配膳員さんがいてそれぞれ分けるんですけれども、そこまでの規模の対応はしなくてはいいと思いますけれども、結局その配膳をした後に回収をするというような流れも出てきますので、これらを考えていろいろ考えますと、現時点でそれをやりますというようなことを言えるお約束は、もうとてもできないというようなことがありますので、先ほどのような話になりますけれども、居場所を優先というか、居場所をまず確保するというところが重要な取組の一つだというふうに思っております。その中で昼食という部分を少しお弁当とかご家庭のご協力もいただきながら対応していくというのが、現時点でベターな状況というかそういうふうに考えておりますので、今後のことはまたこれから進めていく上で考えていきますけれども、現時点で給食を前向きに検討できるかというような答弁は、ちょっと現時点では控えたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) 4月開設に向けて給食のことも、そのように給食センターとご相談いただいたということは本当に感謝をいたします。 先ほども難しいというお話しだったんですけれども、例えば、児童・生徒が休んでしまって余ってしまった給食などは、給食の数量ということで言うと、教育支援センターの職員もその数に入れていただいたり、また、休んで余ってしまった場合などは、教育長や役場の職員の方などに来て食べていただいたり、また、配送に関しても職員が一番近い笠原小に取りに行くなど、様々なご意見もこんなことできないかなというご意見も出ておりますので、また4月からの運営を見ながら、もし必要な場合はご検討いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に、④についての再質問をさせていただきます。 時間の延長に関してです。 こちらは福祉課のサポートもということで、本当にそのようなサポートも必要だと思っております。また、小学生は送迎が必要になっておりますので、各家庭の要望に合わせてファミリーサポートなどのご案内なども、あと、また関係機関です。ご案内などをいただけるといいと思いました。 また、時間の延長ということで、2時40分以降の時間帯や土日の時間には、こちらこういった子供たちを支援をしたいという団体の方がおりまして、その団体の方も活動場所の確保に苦労されております。こちらの支援センターの2階が空いているということで、そちらで活動しながら2時40分以降の時間に子供たちと時間を過ごすというようなことも考えられると思いますが、そのあたりのことをどのように考えているのかお伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 今のお話しですと、市民団体の皆様がお子様の児童・生徒の預かりというか、そういったこともやりたいというようなお話しということで、非常に前向きなお話しで、宮代の子供たちをいろんな方がサポートするという意味では、非常にすばらしいお話しだなというふうに思います。 ただ、教育委員会としては現時点でそれがいいかどうかということが、ちょっと即答できるかというとなかなか難しくて、やはり事故の際の対応がどうなっていくのかですとか、あとは法規制などに抵触しないかなども含めて、そこはクリアしておかなきゃいけない点が幾つかあると思いますので、あとは保護者の方のご理解ですとかそういったものも必要だというふうに思っています。 また、子供たちはやはり現状においても学校に通いづらいというような子供たちがいる中で、一日の活動が終えた後に、さらに教育施設内に残っていくとかそういったものが、子供自身が望むのかというようなところも含めて、子供の支援の観点から効果的な取組については、やはり検討していく必要があるのかなと思いますけれども、原則というか、今お話しいただいた内容というのは、宮代の子供たちをいろんな方々がサポートしていくというようなことで、非常にすばらしいお話しかなというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) 課題がいろいろあるということなので、そちらの4月から開設して通われている方々の状況や、そういった課題をクリアできるかどうかということを考えながら進めていただきたいと思います。 市民団体の方々も本当に協力的で、宮代の子供たちのために何かできればとおっしゃっていただいておりますので、よろしくお願いいたします。 次に、5点目の再質問をさせていただきます。 児童・生徒への学習面のサポートということで、教師ということの存在はもちろんなんですけれども、一番大切なのは、まず子供たちの味方であり支援者となることで、子供たちが日中、安心して行ける居場所になるということだと思っています。 これは保護者の方々も同じで、相談がしやすいということが重要だと思います。ハードルを低くするということでの取組はどのようにお考えでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 職員の配置の関係でいろんな方が職員として入っていただくということ、その原則的な考え方については当然理解はできる話しですし、今後運営していく中で、どういう運営形態がいいのかというのは考えていくべきだというふうに思っています。 一方で、まず教育支援センターの位置づけというのを確認をさせていただきますと、教育支援センター自体は学校に通いづらい子供たちの新たな選択肢ではあるんですけれども、いわゆる地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づいて設置した教育施設であるという点があります。ですので、教育の保障の場の一つであるというふうに考えておりますので、そこはまず、この教育支援センターとして原則的に持っておかなきゃいけないそういう立場だというふうに思っております。 ただ、市民団体との皆さんとの意見交換の中でも、その学校の先生ではなくて、その中でご意見があったのは、たしか不登校になった子供と向き合った経験者などが入っていくことで、細かな気づきがあるんじゃないかというようなご意見もありました。そういう点も含めて、今回は1名教員資格不要というような形でさせていただいておりますので、今後の運営の中でその辺については、職員構成などについても考えていくべきだと思いますけれども、現在としてはそういう市民団体の皆さんの意見も踏まえて、こういう体制にしているということでご理解をいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) そのようなことで承知をいたしました。 6点目のことでも4月1日からの職員の方も配置されて、それからの研修になるということなんですけれども、またOJTと職場での実践を通じて業務知識を身につける育成手法ということで、本当にそのとおりだと思っております。 その中でも、先ほどのもちろん教育機関ではあるんですけれども、学校に行けなくなっているという状況を踏まえてこの実践と、あとは職員の方々の情報共有というところで、まずは子供たちの味方になってくださるというところを強くお願いしたいと思います。 教育支援センターについては、3月の広報みやしろでもご案内がございました。 町民の方からも関心が高く、保護者の方からも教育支援センターができるんだね、よかったとお声をかけていただくことも多くなりました。 長引くコロナ禍の影響もあり、感染への不安などで負担を感じて学校に行きづらくなっている児童・生徒や、悩みを抱えている保護者も増えていることと思います。孤立している子供たち、保護者への環境整備をしていただいたことは、排除から包括へと変わっていく宮代町の全ての人を大切にした行政運営をしていきたいという意思が感じられました。ご尽力いただきました全ての皆様に心から感謝申し上げます。 私も議員として、市民団体に参加している保護者としてもできることは精いっぱいご協力していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 2点目の質問に移ります。 2、介護従事者の環境整備推進を。 国の施策として、コロナ禍における看護、介護、保育関係職員などの処遇改善が行われることになります。 その中で、介護職員は介護職員処遇改善支援補助金として収入の約3%、約9,000円の賃金が引き上げられることになりました。 そこで、以下の質問をいたします。 ①慢性的な人材不足の改善や様々な環境整備を推進することは、介護職員や利用される町民の皆様の安心・安全につながります。当町の取組を伺います。 ②介護職員における環境整備の一つとして、介護福祉士の資格取得が賃金アップ、スキルアップの一つになると思いますが、お考えをお伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) それでは、介護従事者の環境整備について、順次お答えをしたいと思います。 まず、1点目、介護人材不足への取組についてでございます。 高齢化の進行に加えてライフスタイルの変化によりまして、介護保険制度への需要と期待はますます高まる一方ですが、少子化により介護の現場で働いていただける若い方は、減少傾向にあります。 介護の現場では、こうした少子高齢化も相まって、ご質問のとおり慢性的な人材不足にあると言われております。 公益財団法人介護労働安定センターが令和2年度に行った介護労働実態調査によれば、回答した事業所の60.8%が人材不足を感じていることが確認されており、その要因として、「採用が困難」が86.6%、「労働条件がよくない」53.7%、「同業他社との人材獲得競争」53.1%が上げられております。 一方で、所定内賃金・賞与は前年よりも増加しており、背景として技能、経験のある介護職員のさらなる処遇改善を進めることを目的に導入された介護職員等特定処遇改善加算などの効果がうかがえる側面もございます。また、同調査では、労働条件や仕事の負担に関する悩みなどについても調査しておりまして、半数を超える52%が「人手が足りない」と感じており、「仕事の割に賃金が低い」、「身体的負担」と続いております。 以上のことから、介護現場における環境改善としては、働きやすい労働環境と併せて介護の仕事に対するイメージアップを図る必要があると考えられます。 宮代町では、町内の介護事業者を対象とした介護従事者連絡会をはじめとした、あらゆる機会を通して国や県が行っている介護職に対する各種支援制度の周知や情報提供や、あるいは研修などを行いまして職員間の交流を促し、資質の向上と人材定着を図ってまいりたいと考えております。 2点目、介護職員の介護福祉士の資格取得についてでございます。 介護福祉士は国家資格であり、その取得者は介護業務についての専門知識や高い技術をもって介護に当たるとともに、要介護者の家族から相談を受け、介護方法などのアドバイスも行います。また、介護の現場でもリーダーとしての役割も求められております。 介護報酬上の評価としては、サービスの質の向上や職員のキャリアアップを推進する観点から、介護福祉士が多い事業所へ加算がございまして、賃金等の処遇の面では事業所において処遇改善加算を活用し、経験、技能のある介護職員を他の職員より賃上げできる仕組みがあります。 こうしたことから、社会福祉士の資格取得は本人の賃金とスキルアップのほか事業としてのサービスの質の向上の一助になるものと考えます。 なお、この資格取得に当たりましては、埼玉県が県内の介護施設等に勤務する介護職員の介護福祉士になるための実務者研修の受講料に対する助成制度を設けておりますので、こうした点を周知してまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) 再質問をさせていただきます。 当町の独自で行っている支援として介護従事者連絡会をされているということなんですけれども、こちらは各事業者の方々が参加をされていると思うんですけれども、情報共有をしていると思うんですけれども、こちらの中で出た要望や地域の課題などを教えてください。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 この介護従事者連絡会議なんですが、町内の介護に従事されている職員の方を対象とした会議となるため、結構な人数になってしまいます。したがいまして、昨今のコロナ禍におきましては、なかなか大きく開くことができない状況ではございます。そうした中で、そのときそのときに行われているようないろんな、例えば2年前ですと、地域包括支援センターが委託になった点ですとか、それからいろんな事業の改正等ご案内をさせていただいているところです。令和2年度は実施ができておりませんで、令和3年度、昨年については1回、介護保険制度が改正になりましたので、この点を説明させていただいております。 お尋ねのここで出された課題ということでございます。 なかなか現状の会議の中では、私ども、あるいはその担当からの説明に終始しておりまして、その辺をうまく聞き出せていないというのが現状でございます。恐らくこういった会議、確かにコロナ禍という制約はあるんですが、こういった会議がより活発になるような取組が、私どもに求められているということを改めて認識いたしましております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) 介護従事者連絡会というのは、介護に従事をしている方々が多く参加をされているということなんですけれども、また、事業所としての、例えば、代表の方々が集まってその事業所内でのこういったことが問題になっていたりなどというそういったお話をする機会だったり、そこで出たお話しというのがあれば教えてください。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 やはり介護の現場の方々とふだんお話をする中では、やはり先ほど議員からもお尋ねのあったようななかなか人がいつかないとかそういった課題というのは伺うんですが、どうしても会議の場を取りますと、なかなか本音のところをお聞きしきれていないというのが私の印象でございます。 今後、町としてその辺は寄り添いながらお話ができるような関係性を構築していきたいというふうに思います。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) 介護の仕事内容は本当に大変なものでありますけれども、その分、介護従事者の方も気持ちの部分で従事しているということと、あと、先ほど今回からの賃金アップというそういったことも含めて、それをモチベーションとして働かれていると思います。その中でいろいろな問題があると思うんですけれども、そういったことを気軽に本音の部分を聞いて、それを改善できたらいいんではないかとは思っております。 それに続くような内容なんですけれども、現在従事している介護職員の方々が、介護福祉士という国家資格を取ると、先ほどもありましとおり賃金アップや、また、従事して3年後にこの資格を取る権利が出てくるということで、3年ぐらい介護をやっておりますとなかなか基本のことを忘れてしまったりするので、いい機会でもありますし、また自分のスキルアップにもなり、それがサービスにつながると思っております。 こちらは、個人で介護従事しながら介護福祉士を取るということは、日々忙しい中でなかなかきっかけになることがないと思いますので、その介護の事業者の方が職員のスキルアップということで、積極的に介護福祉士を取るようにしたらどうかと思っておりますが、その辺は宮代ではどのようにご周知されているのかお伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 介護福祉士の資格取得への促しということでございます。 現状ではこういった助成制度、埼玉県先ほどあると言いましたが、こういった助成制度があるということのご案内にとどまっております。 確かに、事業所の中では資格を取ろうと思うと、おっしゃったように時間を取られてしまうというところがありますから、これもやはり町のほうからの働きかけプラス、現場としてそこに問題があるのであれば、それが町ができる改善策が取れるかどうかは定かではありませんが、話を一緒にしていくということは大切だということを改めて考えました。ありがとうございます。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) そのように前向きに取り組んでくださるということで、承知をいたしました。 私の経験なんですけれども、私も6年間介護士をしておりまして、3年たったときに介護福祉士の資格を取りました。そのときの事業所の方が、やはり介護職員をすごく大切にしてくださっていましたので、3年たったら介護福祉士を取るような、事業所もそれを応援してくれておりました。そのときは東京都だったので、その資格を取る費用の補助金というのが、その資格の受講料、試験の受講料とまた書籍代や講習会費用も含めて、それの2分の1の補助が事業所に支払われるという補助があるので、それを利用して私の所属しておりました事業所は、職員のスキルアップということで推進をしておりました。 その事業所というのが、やはりそのように職員を大切にしてくれているということで、離職率がとても低くて長く働いている方が多かったんです。そして、とても周りに評判がよく、口コミであそこの事業所はとても大切に介護職員をしてくれるよということで職員も集まっておりましたので、人が本当に足りなくて困っているということもありませんでした。そういうことからサービスもよくて、ここにお願いしたいというそういう好循環が生まれておりました。 これは何でかと考えたときに、やはり職員をとても大切にしてくださっていたということだと思いました。それの一つに、介護福祉士を取るということの推進が、また、ここの事業所以外でもどこに行っても問題なく働けるような人に、介護士としてあげたいというその事業所の思いというのがやはり伝わって、職場の環境がよかったからそういった好循環が生まれたのだと思います。 その反対に、介護職員を使い捨てのように考えているところもありまして、そういうところは、やはり介護に対する思いがあってもなかなか続けられず、そういった評判が介護職員の中から口コミで流れて、あそこには行きたくないということで人が集まらない場合もあると思います。 また、介護士としてもそのような体験をすると、もう介護職は資格は持っていても、介護職はもう私はやりたくないという方もいらっしゃいます。本当は介護職自体の利用者様との関係ではそういった支援はしていきたいのだけれども、その事業所内での人間関係やそういったことが課題となってできない部分もあると思います。 そういった改善の一つが、やはりこの職員を大切にするというところで、それの一つなんですけれども、介護福祉士を取るということが、いろんな意味で介護職員、そして、また利用者様、そのご家族も安心した介護サービスを運営できるのではないかと私は考えております。 それで、埼玉県では先ほどのとおり、職場で実務者研修の2分の1の補助を事業者に出しているということなんですけれども、そちらの周知とあとはそれプラス、町独自として受講料や書籍代も含めた支援、そして、そういった職場環境づくり、宮代町は介護職員に対してもすごく優しい町であるという表明にもなると思います。それで、利用する家族も町民の皆様も安心して介護を利用できると思いますので、ぜひそのような宮代町独自の制度をご検討いただければと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 現場でのご経験に基づきまして、いろいろとアドバイスをいただきましてありがとうございます。 確かに、介護の需要は本当に高まる一方でございまして、一方で担い手の若い方というのは、決して増えることはなかなかないわけでございますので、介護の仕事がより魅力的になるような環境づくりに向けて、先ほどおっしゃった支援も含めて我々としても力を入れていきたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 塚村議員。 ◆9番(塚村香織君) ぜひ、また今後に向けて、そのような町独自の支援も行っていただければと思います。 介護の仕事は辛いということで敬遠されがちなんですけれども、その辛い分、受け取るものもありまして、気持ちの上でもとてもすばらしい仕事だと私は思っておりますので、先ほどのような町でもイメージアップを図るということでしたけれども、それと含めて介護職員の方々も大切にするというそういった支援、よろしくお願いいたします。 これで、以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(合川泰治君) 以上で塚村香織議員の一般質問を終わります。 ここで、休憩いたします。 △休憩 午前10時57分 △再開 午前11時14分 ○議長(合川泰治君) 再開いたします。 引き続き一般質問を行います。--------------------------------------- △丸藤栄一君 ○議長(合川泰治君) 通告第7号、丸藤栄一議員。    〔5番 丸藤栄一君登壇〕 ◆5番(丸藤栄一君) 議席5番の丸藤でございます。 通告順に従いまして、2点について質問を行いますので、よろしくお願いいたします。 まず初めに、オミクロン株感染の急拡大の下での新型コロナ対策について、お尋ねいたします。 感染力が強く、免疫を回避する新型コロナウィルスのオミクロン株の感染が1月から爆発的に急拡大しました。通告書を提出した次の日の2月5日、全国では1日当たりの新たな感染者は10万人を超え、10万5,614人に達しました。 埼玉県は今日、2月25日から27日までの3日間の宮代町の感染者28人を公表しました。2月の感染者は2月27日までで460人、累計数で951人と1,000人に迫っています。 1月の感染と比較して4.1倍に急拡大しました。全国でも学校や保育園などでの感染拡大が目立っています。 厚生労働省によると、1月23日までの1週間に、全国で発生したクラスターの件数は837件、場所別では学校、教育施設が300件と最多、児童福祉施設が150件と続き、高齢者施設の112件や飲食店の67件を上回りました。 厚生労働省の助言機関は教職員へのワクチン接種の推進やリモート授業などで、教育機会を確保する必要があるとしていました。 感染力が強いオミクロン株から町民、とりわけ、高齢者、基礎疾患を持っている方の命を守るためには3回目のワクチン接種を前倒しすることが急務であります。 これらの新型コロナウイルス感染症の今後の対策について、伺います。 1点目は3回目のワクチン接種の予約の電話回線や接種会場の駐車場などの状況はどのようになっていますか。 2点目は、3回目のワクチン接種の状況では特に2種類のワクチンの接種についての丁寧な周知や接種状況はどのようになっていますか。 3点目は、町内の学校や保育園、高齢者施設なども新型コロナウイルス感染、これはクラスターを含む感染状況はどのようになっていますか。 4点目は、エッセンシャルワーカーや妊婦などへの優先接種についてはどのように対応していますか。 5点目は、埼玉県が指定する宮代町の発熱外来の診療、医療機関の状況についてはその後、どのようになっていますか。お答えください。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) それでは、新型コロナ対策について、順次、答弁を申し上げたいと思います。 昨年実施いたしました第1、2回目のワクチン接種では予約開始当初に電話がつながりにくく、予約が取れないとの声が多く寄せられましたため、今回の3回目追加接種では65歳以上の方は接種するワクチンと日時をあらかじめ指定させていただく方法を取らせていただくことで、原則として予約を不要といたしました。 また、64歳以下の方々の予約では前回の1、2回目の予約状況から多くの方がラインやウェブでの予約を行っていたことが確認されております。 こうしたことを踏まえて、コールセンターの電話回線は4回線とさせていただきました。 また、集団接種会場である進修館では役場と進修館の駐車場のほかに民間駐車場13台分を借り上げて対応しております。 次に、接種ワクチンについての説明でございますが、対象者の方々へお送りする接種券にはA3版のモデルナのワクチンとファイザーのワクチンを両面刷りにし、効果と投与方法、予防接種を受けることができない人、予防接種を受けるに当たり注意が必要な人、受けた後の注意点、副反応について予防接種健康被害救済制度について、ワクチンの特徴など細かく示したものを添えております。 なお、接種の状況ですが、2月1日から進修館大ホールを会場として、月曜日と祝日を除く原則週6日間の集団接種を開始いたしておりまして、昨日2月27日現在で8,188名、対象者の27.2%の方が接種を済まされております。 次に、学校や保育園等での発生の状況ということです。やはり今回のオミクロン株につきましては、様々な場面で感染が広がっておりまして、学校や保育園、それから高齢者施設等でも感染がやはり増えております。 この結果、学校では学級閉鎖、あるいは保育園では休園に至っているところもあると聞き及んでおります。 なお、クラスターについては発生の報告は受けておりません。 次に、接種の優先順位とのことですが、3回目の追加接種は2回目接種を終えた日付に従い、順番にご案内をしているところでございますが、いわゆるエッセンシャルワーカーとして町内の保育園で勤務している保育士と町内の小中学校に勤務する教職員の方々につきましては、優先接種枠を設けて接種いただいております。 また、妊婦の方につきましては、これまでにお問い合わせ等はいただいておりません。 最後に、指定医療機関の状況ですが、埼玉県の指定医療検査医療機関として登録している医療機関は町内に6か所ございまして、発熱などの症状がある方へはあらかじめ連絡の上、受診いただくよう案内をしております。 現在は、感染の拡大からPCR検査の希望者が多いということを伺っております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) それでは、一問一答で再質問させていただきます。 まず、1点目でありますけれども、駐車場の件でありますけれども、これは進修館あるいは役場以外に民間から13台分を借り上げて、対応しているということなんですけれども、前回の1、2回目のワクチン接種の際はぐるる宮代でも行われ、駐車場も十分ありましたし、しかし、進修館のみでは駐車場の心配があります。まして、これからは税金の申告時期と重なりますが、これで駐車場は大丈夫でしょうか。その点お尋ねいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 接種会場の駐車場についてお答えをいたします。 確かに今回は進修館1か所ということでございまして、併せてご心配のように確定申告の時期と一部重なるところがございます。 こうしたことから、駐車場は増設いたしまして、民間の駐車場をお借りしたというのが1点と併せて進修館の入り口には案内の職員を置かせていただきました。 結果、車の流れのほうは、おおむねスムーズに進められているのではないかというふうに考えております。 また、申告についても昨今は電子で行われる方も非常に多いというふうに聞いております。 こうしたことも奏功しましてか、何とか現状のところは大きな問題なく進められているというふうに理解をしております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) それでは、今のところ大きな混乱はないというような答弁なんですけれども、これからは確定申告の時期と重なったということなんですけれども、多くの方は3月、まして申告ぎりぎりまでその頃が一番確定申告のピークとなるわけなんですけれども、その点では大丈夫なんでしょうか。もう一度その点確認をしたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 暫時休憩します。 △休憩 午前11時26分 △再開 午前11時26分 ○議長(合川泰治君) 再開します。 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 確定申告は先ほど申し上げましたとおり、非常に今電子が進んでおりまして、以前に比べて見える方というのは大分減っているということが1点と、あと、どちらかというと、多く見える時期というのが2月の前半の時期というふうに伺っております。 とは言いましても、人の流れというのは確実に読めるわけではありませんので、日々状況を観察しながら、皆様にご迷惑のかからないようご案内をしてまいりたいというふうに思います。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) では、確定申告についてもこれから注視をしていきたいと思います。 いずれにしましても、ワクチン接種、感染力が高いオミクロン株が猛威を振るって、町内でも新型コロナウイルス感染者が先ほども冒頭言いましたように急激に増加しております。 で、国のほうでは岸田内閣、当初はゆっくりゆっくり進んでいたんですけれども、やはり国民から批判を受けて、今になって、1日当たり100万人分接種していきたいというようになりました。 やはり、国民あるいは町民は早くこの新型コロナウイルスから感染症にかからないためにもワクチン接種を一日でも早く受けたい、こういう思いでいると思うんですね。 ですから、そういう思いとやはり受けて1日でも早く多くの町民の方を接種させる、そういう動きが必要だと思うんですけれども、そういった点からも考えても当初は進修館1か所でいいというふうに着実にやっていけば、思ったと思うんですけれども、やはり世論はそうはいかない。そういった点ではやはりぐるる宮代でも、1、2回目のように設置する必要はあったんではないかなというふうに思いますが、その点どうでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 今回のワクチン接種の実施に当たりましては、私ども国のほうから当初8か月という指示がございましたが、それに初めいろんなご指示をいただきながら準備を進めてまいったところでございます。 ワクチンを接種するためには、1つには予診票を見ていただく医師の方、それから接種する看護師、こういった医療資源も十分に活用しなければなりません。 こうした医療資源の供給の状況を見込みながら、現在の接種体制を組ませていただいたところでございます。 なお、その接種に当たりまして、現在1か所で十分なのかというお尋ねでございますが、大体今、日々300以上の接種をさせていただいておりまして、大体前回1回目、2回目は2か所でやらせていただいたんですが、このときは1回目、2回目というところもありましたが、前回の1日当たりの接種の数と遜色のない数で打たせていただいているというふうに思います。 この結果が先ほど申し上げました2月現在で8,000という数につながっておりまして、一月で8,000人ぐらいは今接種できるペースで進めさせていただいております。 既に、接種券のほうも前倒しで次の世代に送らせていただいておりまして、先週時点で昨年8月までに接種した方には既に接種券の発送を終えております。 この方々の予約を間もなくお受けするんですが、その以前から接種の枠のほうは実は空きがございまして、皆様ですね、早くという方については、どんどん予約をいただいていると思うんですが、希望される方には速やかにご提供ができるような環境を整えさせております。 以上のことから接種については需要に合った形で進めさせていただいているというふうに考えております。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 今の答弁から行きますと、やはり医師や看護師の接種体制、この中で組んだということなので、私は1、2回目の集団接種のときには獨協大学などのやはり協力も得て、やれた、そこがすごく大きな要因だったのかなと、早くできた要因はそこにあったのかなというふうに思いますが、今回はそういった意味ではそのようになっていないのかなというふうにちょっと感じたところです。 いずれにしましても、一日も早い接種を受けられるよう、そういう体制を引き続き組んでいただきたいというふうに思います。 それで、2点目の問題なんですけれども、感染力が強いオミクロン株が猛威を振るっております。 町内でも新型コロナウイルス感染者が急激に増加しており、感染急拡大への対応はやはり3回目のワクチン接種の前倒しを迅速に進めることだと思います。 今回の集団接種は進修館のみの1か所で実施するということになりましたが、2月20日終了時点よりも今日の報告ではさらに接種率も進んでいるようですが、先ほどもちょっと、国でも2回目のワクチン接種から8か月の間、置くという方針を立てたためにワクチンの確保、接種の準備が遅れてしまいました。 そこで、伺いますが、3回目のワクチン接種を急ぐべきなんですけれども、2回目接種の完了から3回目接種までの期間についてはどのようになっていますか。お答えください。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 接種間隔についてのお尋ねにお答えをしたいと思います。 ご質問のとおり、当初2回目から3回目の追加接種の間は8か月という話があったわけですが、その後、感染拡大等も踏まえまして、何度か変わってきたりはしております。 現状は一般高齢者の方につきましては、6か月というのが標準期間となっております。その他の方については、7か月以上間隔を空けるということになっております。 こちらを見据えながら、接種券のほうをご案内しておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) それでは確認なんですが、宮代では確かに3回目接種をするに当たり、接種希望者からアンケートを取りました。あくまでも3回目もファイザーを接種したいという方には抽選となって、外れた場合はまた取り直しと、モデルナの場合は非常に早く対応できたと思うんですけれども、この点では先ほど高齢者は基本的には6か月ということなんですけれども、そのほかの方においては、ファイザーとモデルナ2種類を選ばないという場合は早くできたわけですよね。そういった点ではどうなのかということで、お尋ねいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) ワクチンの種類についてお答えをしたいと思います。 確かに今回一番の接種が伸び悩んでいる要因の1つはファイザー、モデルナ、2種類のワクチンであるというところでございます。 参考までにですね、昨年のワクチンの要望の話を少しさせていただきますと、昨年、高齢者65歳以上の対象の方に対して葉書を送らせていただいて、ファイザーがいいというふうに回答された方が7,485名。モデルナがいいという方が75名。どちらでもという方が1,235名、回答いただいたのは8,795名でした。全員が回答されていないということです。 その中でファイザーが選外となられた方というのは1,312名おられまして、この方の中でやはり早く打てるのであれば、モデルナがいいと回答された方が898名いらっしゃいました。 従いまして、約400名ぐらいの方がどうしてもファイザーがいいということで、ちょっと接種期間が空いてしまっているような状況でございます。 ただ、私ども、資料等でそれぞれのワクチンの同様であるという有効性についてはご案内はいたしておりますし、国でも両方のワクチンが同じであるということは広報していただいておりますので、ワクチンはあくまでも任意でございますので、その上で、どうしてもファイザーがいいという方の接種間隔が空いてしまうのでは本意ではありませんが、その方に無理強いするわけにはまいりませんので、結果としてはやむを得ないことなのかなというふうに考えております。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 分かりました。 それで、既に予約を受け付けております。始まっておりますが、今後、3回目のワクチン接種を希望する分のワクチンの供給量は十分確保されているんでしょうか。 その点伺いたいと思います。今後の見通しについて、お答えください。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) ワクチン供給についてで、お尋ねにお答えしたいと思います。 ちょうど先週までに4月までに宮代町に供給されるワクチンの回数分というのが、箱数が示されましたので、これに1箱当たりの回数を乗じると回数分が出るんですが、回数分が見えております。 現在のところ4月25日までに供給される分なんですが、2万4,600回分ございます。 これは対象者は約2万7,300とした場合、90.1%のワクチンが4月中には供給される見込みでございます。 先ほど申し上げましたように、今、月8,000人ぐらいのペースで打たせていただいておりますので、2月が8,000、3月8,000、8掛ける3で2万4,000というのが当面の私どもの目標でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) それでは、ワクチンの確保については確保されているというふうに理解しますが、このワクチンの供給量、モデルナとファイザーのパーセンテージですね、どれぐらいなのか、大ざっぱで結構ですが、お答えください。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 失礼いたしました。 ワクチンの内訳ですけれども、先ほど既に来ると見込まれているワクチンの回数ですが、ファイザーが1万1,700回分、モデルナが1万2,900回分、ですからおおむね均衡なんですが、モデルナのほうが若干多いという感じになります。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) それから、お聞きしたいんですけれども、今、先ほどの答弁でも原則週6日間の集団接種を開始しているということですが、大事なのは私は当初1、2回目のときも伺いましたが、そこで皆さん、接種のために手配をしている方たち、また職員も含めて、コロナ感染させちゃいけませんよね。そのために特に職員なんかはPCR検査とかはきちんとやって対応しているんでしょうか。その点気になりますので、どのようになっておりますか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをしたいと思います。 今回のワクチンの接種に当たりまして、従事している職員でございますが、日々の健康管理を十分にさせていただくとともに、朝の検温、体調チェックですね、した上で臨ませていただいています。 確かにPCR検査をというお声も今いただいておりますが、PCR検査というのはご存じだと思いますが、その時点でのウィルスの量を検査する検査でございますので、それを毎日毎日行うということは必ずしも現実的ではございませんので、現在の十分な対応とそれから感染しないためのマスク、手洗い等を十分に行いながら、継続をしてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 私はワクチン接種をしに来た方々のことを思えば、やはり受ける側の対応もきちっとすべきだというふうに思います。 何せコロナワクチンウィルスは無症状の方もいるわけですから、そういった点では非常に怖いので、その点ではきちっとすべきだというふうにここでは指摘をしておきたいと思います。 次に、移ります。 3点目ですが、先ほど、学校閉鎖や保育園においては休園もあったということなんですけれども、クラスターはないというふうに答弁されました。 町のホームページでも本町の町立小・中学校の児童生徒にも新型コロナウイルスの感染が確認されています。感染者が確認された場合、教育委員会では必要に応じてPCR検査キットを各家庭に配布するなどして、迅速な対応に努めておりますとなっておりますが、やはりどこの中学校、どこの小学校とは言えないので、全て町立中学校、学年閉鎖、1月13日から1月18日まで、町立中学校学級閉鎖、これは1月19日から1月21日とずっとホームページで入っているんですけれども、かなりの学級閉鎖になっております。 個々にはもちろん分かりませんけれども、大枠は教育委員会できちんと把握しているわけですよね。今回の新型コロナウイルスは当初、やはり小学校の子供、あるいは中学校の子供から市中感染で、要するに家庭内感染で親に移っていると、私の知り合いも感染して、親子でもう寝込んでいるわけですよね。そういうことがあるんですけれども、今はそれが絶対的に数が多いものですから、お年寄りに重症者が多いというふうになっていますが、小・中学校での感染状況はどのようになっているんでしょうか。端的にお答えいただきたい。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長
    教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 各学校での感染状況というお尋ねですので、人数だけお知らせしたいと思います。 今日の11時現在までということになりますが、これ第6波の人数でございますけれども、感染者は学校関係者で61人います。そのうち、教職員が3人というふうになっております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) あとで、保育園のほうもどういう状況か示していただきたいんですが、コロナ禍の下で、どういうふうな健康チェックが毎日行われているのか、その点どういうふうにされているんでしょうか。 それから、一問一答ですから、まずその点、伺います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) 学校での毎日の健康チェックについてのお尋ねということですので、お答えいたします。 まず、健康アプリLEBERというものを導入している学校が3校ございます。そこの学校では体温と計測時刻、それと健康状態、当日の出欠、同居家族の体調不良者の有無を入力して、それを学校のほうに送信をしていただくということになっております。 まだ、このLEBERを導入していない学校では各学校で健康観察カードというものを作成しておりまして、そこで、体温、それと体調、健康状態ですね、家族の体調不良者の有無などを記入して提出をしていただくということになっております。 また、併せて、登校時に校門や昇降口での検温を実施しているということで、このようにして毎日の健康チェックを各学校では行っております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) ありがとうございます。 学校においては不安やストレスを抱えた子供の声にきちんと耳を傾けて、一人ひとりに寄り添う教育も求められていると思います。 しかし、元々長時間労働で働いている教職員の負担がさらにこういったコロナ禍で増大しております。 そこで、感染症対策などの観点から教職員の負担軽減をどのように行われているのでしょうか。お答えください。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) お答え申し上げます。 まず、実務的なことでは先ほどの健康チェックがありましたけれども、当初は体温計を使っておりましたけれども、今は検温モニターみたいなものを各学校用意しまして、一人ひとりの実務を軽減しているということもございます。 あわせて、コロナ不安ということに関しましては、おかげさまで教職員の先行して、コロナワクチンの接種をさせていただいたり、それからPCR検査キットを準備させていただいたり、子供たちもその枠を設けて行っていただいたところでございます。 また、学校内でのクラスター等を防ぐように第2保健室というものを完備いたしまして、発熱が確認された者は通常の保健室ではなく、そちらのほうに通して、保護者の出迎えであるとか、もしくは中学生であれば、個人で落ち着いた段階で帰るというような措置を取っているところでございます。 そのための衛生用品であるとか、備品や消耗品についても準備をさせていただいたところです。 それから、先生方は授業につきましては、様々なICTの活用であるとか、そういったものを新たに導入することで、研修する負担というのもございましたけれども、おかげさまで1年以上たったところで、それにも慣れて、活用ができるようになってきて、特に、今までは子供たちを引率して進修館に集まらなくてはいけなかったものを各学校をネットでつないで会議を行ったり、発表会を行ったりというようなことでも活用をさせていただいているところで、そういった面でも負担が軽減されているのではないかなというふうに考えております。 それから、学校が迷うことがないように教育委員会からの指示や情報提供については迅速に行うということに心がけております。 今年度ではそういった場面がございましたので、臨時校長会は3回ほど開催をさせていただきました。ほかに急用であれば、ネットを使って伝えたという状況もございました。 あわせて、校長会、教頭会、それから、学校医さんとの連携を取るようにということで、先ほど言いました学級閉鎖であるとか、どういう対応を取るのがいいのかとか、何日ぐらい休ませたらいいのかということも状況をご相談申し上げた上で、それぞれの学校で対応をさせていただいているところです。 教育委員会といたしましては、学校が負担にならないように支援をしていくということに心がけているところです。 ちなみにですけれども、毎年、教育委員会では先生方の健康チェックということで、ストレスチェックというものを行っております。これは埼玉県の健康づくり事業団というところが行っているんですけれども、宮代町の全教職員を対象に行った結果としましては、ストレスのリスクを100、これが平均です、としたときに、宮代は今回は75ということで、大変下回った状況で、コメントとしては、総合健康リスクが全国平均より低く、職場ストレス環境は比較的良好と言えますということで、そういったコメントをいただいております。とはいえですね、何人かの者は高ストレスを感じている教職員もおりますので、校長、教頭を中心にそのケアを十分に取るように指示しているところでございまして、教職員がストレスで病まないようにということは心がけて、そして、その状態で議員さんがおっしゃるように子供たちの教育に正面から当たれるようにという環境をつくれるように我々も支援していきたいと感じております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 保育園のほうの関係について、お答えください。 すみません、時間ないので簡単に。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(横内宏巳君) それでは、保育園の関係について、お答え申し上げます。 令和4年1月以降ですね、オミクロン株であったと可能性がある者についての感染の状況でございますが、保育園、園児本人が24名、職員7名の感染が報告されております。 また、休園した保育所は2か所ございます。 保育園におきましても学校と同じく、健康チェック等を毎日実施し、連絡帳において熱や体調などをご報告いただき、チェックして対応しているような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 時間がありませんので、現在、宮代町内の自宅療養者が何人になっていますか。1月、2月に分けて報告していただくと助かるんですが。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 宮代町の自宅療養者ですが、1月末が302人、2月の昨日までの集計は640ですから差し引きますと、338人ですね。2月が338人です。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 町内での自宅療養者、濃厚接触者に対する生活支援、あるいは相談体制はどのようになっているのでしょうか。お答えください。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 自宅療養者に対する支援ということですが、昨年の10月に埼玉県と覚書を交わしておりまして、自宅療養者の方があった場合はその方の情報を町へ迅速にご提供いただいて、その方に対してまして要望に基づきまして、パルスオキシメーター、あるいは食料の支援をさせていただいております。 同一ご家族の場合はパルスオキシメーターが1台で済む場合もございますので、先ほど申し上げた640回行っているわけではございませんが、そういったことで支援をさせていただいております。 相談ということですが、自宅療養になった方については埼玉県が相談支援センターというものを開設しておりまして、こちらのほうでその症状、あるいは年齢によってなんですが、電話での健康観察をされる、あるいは若い方、軽症の方についてはショートメール、SMSでの観察をされているというふうに伺っております。 基本的には保健所の業務ではございますが、この間、濃厚接触等で町の窓口へも電話等でお問い合わせをいただくことがございます。その際には症状を伺いまして、例えば、無症状だけれどもということであれば、埼玉県が行っております無料のPCR検査のお店をご紹介を申し上げたりですとか、症状がある場合は発熱外来を行っている指定医療機関をご案内したり、あるいはその他の方については専門の医師とか看護師等が対応する県のコールセンターが24時間対応のものがございますので、こちらをご案内をさせていただいたりはしております。 皆様、陽性になりますと、やはり不安が高まりますので、そういった方々に対して、寄り添って対応していくよう引き続き努めてまいりたいというふうに思います。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 分かりました。ありがとうございます。 それから、4点目のエッセンシャルワーカーにつきましては、優先接種枠を設けて接種しているということで、これは理解するんですけれども、妊婦の方については問い合わせがないということなんですが、東京では妊婦の感染者が先月、過去最多の1,141人に達したと報じられていました。 感染して、今月20日に出産した妊婦にとっては赤ちゃんと対面できない状態も続くなど不安であり、心細かったという声が紹介されておりました。 やはり新生児への影響も大きいと思います。早い対応が必要であると思いますが、もっと妊婦の方の声を聞くべきではないでしょうか。 宮代ですから、少ないにしてもどういう状況におかれているかというのは、こういう報道関係からも知れますので、もっとアンテナを張っていただきたいと思うんですけれども、その点どうでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 妊婦の方へのご対応ということでございます。 今回、3回目の追加接種につきましては、先ほど申し上げたとおり、2回目の接種から3回目の接種までの間というのは、決められておりまして、前回の2回目の接種が終えられた方から順次ご案内をさせていただいているというのが、まず1点です。 ですから、仮に妊婦の方がいらしたとしても時期が来なければ、打っていただくことができませんので、順番にということでご案内しているのがまず大前提となります。 その上でですが、ちょうど保健センターというのは、母子手帳を発行する、まさに妊婦の方と接する場所でございますので、今後ですね、さらにそういった発信に努めながら、皆様の不安に寄り添えるような体制をきちんとしていきたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 今、自治体によっては子供5歳から11歳へのワクチン接種が始まったところもありますが、宮代町ではどのような計画になっているのでしょうか。お答えください。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 5歳から11歳、いわゆる小児のワクチン接種でございますが、ワクチンの供給のほうが大体見込みが立ってきまして、今、準備が大体整ったところなんですが、宮代町ではまず3月に19日から、過日、行政報告では12というふうにご案内しているんですが、19日から5歳から11歳の方のうち10歳と11歳の方を対象に今月末に接種券をお送りしまして、ご希望される方は打っていただけるような環境をつくらせていただいております。 なお、3月中に供給される小児ワクチンの量というのが350人分しか今のところ3月中には見込めませんので、今の数とさせていただいております。 ただ、その後4月には追加のワクチンの供給がある見込みでして、4月中には対象となる方が約1,830人いらっしゃるんですが、その方々の8割分は4月中に供給される見込みでございます。 1点、この年代の接種でなかなか悩ましいのがちょうど11歳のお子さんが12になるか11歳になるかで打つタイミングが違ってくるんですね、そういったこともありますので、接種に当たりましてのそのご案内には丁寧な説明をさせていただいております。 あわせて、基礎疾患をお持ちの方で、5歳から9歳の中でいた場合は、事前にお申出いただくことで、早期に打てるような配慮もさせていただいております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) ありがとうございます。 5点目の発熱などの症状のある方への医療機関が、町内に6か所ということなんですが、この6か所について病院名をお願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 指定医療機関についてお答えをしたいと思います。 県から指定を受けているのが、もとむらクリニック、それから、すずき整形外科、それから、公設宮代福祉医療センター六花、それと、福沢医院、鈴木医院、福田医院、以上6か所になります。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) 今、6か所の町内の医療機関を示していただきましたが、先ほどの答弁で、現在は感染の拡大からPCR検査の希望者が多い状況であると伺っているということなんですが、六花もそうなんですが、発熱外来はやるようになるになりました。しかし、PCR検査はできませんというふうにきちっと貼ってうたっているんですけれども、町内の医療機関で、PCR検査を実施している病院はどこでしょうか。お答えください。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 町内でPCRを行っているのは、把握している限りですと、もとむらクリニックと、すずき整形の2か所だと思います。 ○議長(合川泰治君) 丸藤議員。 ◆5番(丸藤栄一君) ありがとうございます。 私も、いろんな方から心配の声を聞かれます。私自身もかかりつけ医がありますので、行くと、やはり先ほど言ったように、六花ではPCR検査はしないんですね。 この間、私すずき整形に行ったら、PCR検査を受けるようになっていたんですよ。ああ、宮代にもPCR検査受けられるというふうに思ったんですね。いろんな方から、宮代町はPCR検査、町で受けられない、そういう声も聞いていたんですが、今の答弁にありましたように、2か所はあるということで、全くないわけではないということで、理解しました。 まだまだ聞きたいことはあるんですが、2問目に移りたいと思います。 続いて、コロナ禍の下で地方創生臨時交付金の活用について、お尋ねします。 私ども日本共産党は、国会でも地方議会でも、全額国費による無料のPCR検査を、いつでも、誰でも、何度でも受けられるようにすることを政府に繰り返し求めてきました。 検査拡充を求める世論の広がりの下、政府は、2021年度補正予算で、地方創生臨時交付金に予約不要の無料検査の拡大枠を設定し、3,200億円の予算措置を行いました。 この予算を活用し、既にほぼ全ての都道府県が予約不要の無料検査の実施を表明しております。しかし、どの自治体も、検査所に列ができたり、検査キットが不足してしまうなど、その規模はまだまだ足らないと聞いております。 そこで、当町では、いまだに検査体制が確保されていないが、こうした財源を活用して、必要な検査体制は取れないものか伺います。 1点目は、政府は、2021年度補正予算に地方創生臨時交付金総額6.8兆円を計上しました。自治体独自の取組に活用できる地方単独事業分との関連では、どのようになっていますか。 2点目は、昨年12月27日の国からの通知によれば、どのような内容になっていますか。 3点目は、2021年度第3次補正の宮代町の交付額はどのような規模になったのでしょうか。 4点目は、地方創生臨時交付金については、今後どのように活用されるのでしょうか。 5点目は、新たな感染拡大の下で、感染を抑えるためにも、地方創生臨時交付金を活用し、町は独自にPCR検査を実施する考えはないでしょうか。お答えください。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、(1)から(5)まで順次お答えいたします。 まず、(1)ですが、ご質問のとおり、国の今年度補正予算では、地方創生臨時交付金の総額として、6.8兆円の予算が計上されました。 その内訳としましては、地方単独分、これは、都道府県及び市町村が新型コロナウイルス感染症対策として独自に実施する事業に活用する事業で、1.2兆円となっています。新型コロナウイルス感染症対応に係る国庫補助事業等の地方負担分は、これは国が列挙した事業を、都道府県及び市町村が実施する場合に与えられる予算で、これが3,000億円。営業時間短縮要請などに係る協力金などの支払いのための協力要請推進枠、即時対応分、これは都道府県が行う時短営業等の要請に応じた対象者に対する協力金などの給付事業に充てる予算で5兆円です。PCR検査などの検査無料化に係る支援のための検査促進枠分、これは、都道府県の検査事業の実施者に対して行う補助、もしくは都道府県が直接検査を実施する事業に当たる予算で、これが3,000億円となっています。 次に、(2)です。この通知は、さきの国の補正予算として措置された、地方創生臨時交付金の取扱いを示すもので、前段でお答えしました内訳やその使途に係る概要、交付金を活用して実施できる事業の概要、都道府県及び市町村に対して交付する限度額の算定方法、実施計画上の留意点などが列挙されています。 次に、(3)です。宮代町に示された交付限度額は1億5,590万4,000円となっています。 (4)で地方創生臨時交付金を活用した事業についてのご質問をいただいております。地方創生臨時交付金については、本定例会において、令和3年度補正予算(第8号)及び令和4年度補正予算(第1号)として提案させていただいております。令和3年度に実施している事業に予算を追加して早急に実施すべきものとして、子育て世帯への臨時特例交付金などを計上するとともに、自宅療養者支援や地域経済対策として、令和4年度の早い段階から実施すべきものを計上させていただいております。 詳細については、それぞれの議案でご説明させていただいた内容となっています。 (5)で、町独自のPCR検査についてご質問をいただいています。保育園、学校などにおけるPCR検査については、予算化をしていますが、ご質問にある幅広く町民を対象とした、独自のPCR検査の予算化はしていないところです。 埼玉県により民間のドラッグストアなどでの無償のPCR検査を開始し、市町村を超えた検査が可能となっていますので、町内の複数のドラッグストアでも、その対象となっているところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 以上で丸藤栄一議員の一般質問を終わります。 ここで休憩いたします。 △休憩 午後0時16分 △再開 午後1時15分 ○議長(合川泰治君) 再開いたします。 引き続き一般質問を行います。--------------------------------------- △田島正徳君 ○議長(合川泰治君) 通告第8号、田島正徳議員。    〔10番 田島正徳君登壇〕 ◆10番(田島正徳君) 議席番号10番、田島正徳です。 通告書に従いまして、順次質問をさせていただきます。 1、次世代を担う子供たちに関して。 宮代町は子供たちをとても大切に考えている町であります。近隣市町村と比較しても、普通教室、特別教室にいち早くエアコンが設置され、新型コロナウイルス感染症拡大に備えて、PCR検査キットもストックしています。 また、小中学校の適正配置に関する審議会からの答申も提出されました。今後、答申に沿って計画が実行に移されることとなると思います。 それらを踏まえて、以下の点について、お伺いいたします。 ①以前、防災行政無線による子供たちの下校時見守り依頼の放送を実施するという答弁をいただきました。その後実施されていない理由は、また、今後実施する予定はあるのでしょうか。 ②昨年、一部の学校において、トイレの洋式化工事を実施され、非常に喜ばれています。洋式化の現状はどのようになったのでしょうか。小・中学校の適正配置を考慮しながら、洋式化を加速すべきであると思います。今後どのように進めていくのか。 ③児童生徒の可能性を伸ばし、個性を生かすことが、教職員の方々の職務であります。この大事な役割を担っている教職員が疲弊していると、児童生徒に非常にマイナスです。働き方改革の現状と、今後の改善はどのように進んでいくのか。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) それでは、①について、お答え申し上げます。 令和元年12月議会におきまして、令和2年4月から実施する方向で準備を進めますとの答弁をさせていただきましたが、実施に至っておりません。その理由でございますが、令和2年からの新型コロナウイルスの影響によるものでございます。 令和2年4月から、下校時の見守り放送を実施すべく教育推進課並びに各小学校と調整をさせていただきましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大により、一時見送ることといたしました。小学校児童による放送を行うためには、役場庁舎内危機管理室での録音を行うため、各小学校から児童と引率の先生にお越しいただく必要があり、参加者の安全確保を第一に考慮し、延期とさせていただいたものです。 また、令和3年度も年度当初よりまん延防止等重点措置の発令、緊急事態宣言の発令があり、着手できずにおりましたが、年末には、感染状況も落ち着きを見せたため、再度各小学校との調整を行い、本年2月中に録音作業を行うことで、各小学校から参加いただく児童と、録音日も決定しておりました。しかし、1月21日にまん延防止等重点措置が発令されましたため、やむを得ず再度の延期とさせていただいたところです。 しかしながら、子供たちの安全を地域の皆様と一緒に確保していくため、必ず実施したいと考えております。時期につきましては、新型コロナ感染症の状況を見ながら、また、3学期学年末となりますことから、再度各小学校と相談をさせていただきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) 2点目の学校のトイレの関係についてお答え申し上げます。 学校トイレの洋式化につきましては、新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金を活用いたしまして、令和2年度に、小中学校体育館トイレの洋式化を実施したほか、令和3年度におきまして、小学校の主に1年生が利用するトイレの洋式化を含む全面改修を行ったところでございます。こうした取組により、現在の小中学校トイレの洋式化率は、39.3%となっております。 ご指摘のとおり、小中学校の適正配置の取組もございますが、この取組は長期的な視点から進めていくべきものでございます。他方、日々の学校の環境改善は、まさに今、学校生活を送っている子供たちのためにも不可欠なものでございます。教育委員会としては、学校トイレの環境改善については、喫緊の課題であると認識しており、来年度以降も計画的に取り組んでまいりたいと考えております。 具体的には、令和4年度におきまして、令和3年度と同様、新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金を活用し、小学校低学年のトイレを全面改修する補正予算案を計上させていただいたほか、令和4年度の当初予算案においては、国の補助金、学校施設環境改善交付金になりますが、を活用し、中学校トイレの全面改修に向けた設計費用を計上させていただいております。 いずれにしても、改修には相応の費用が必要となります。教育委員会としては、今後も国の補助金等を活用しながら、計画的に進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) それでは、お答え申し上げます。 議員ご指摘のとおり、教職員が心身ともに健康で充実した日々を送ることが、学校における教育活動の質を高め、その結果、学校が子供たちにとって、より楽しく、魅力あふれる場となります。教育委員会といたしましては、県教育委員会の通知等を基に、学校における働き方改革を進めています。 まずは、学校における働き方改革基本方針を作成し、在校時間の上限の設定、会議や調整の縮減、関係機関や保護者、地域の理解と連携を図ることを示しました。部活動については、宮代町部活動方針にのっとった、学校における部活動に係る活動方針を学校ごとに定めております。また、業務の効率化を図るために、ICTの整備を行いました。 これらのことを受け、学校では、ICカードを使った勤怠管理を行い、在校時間を客観的に把握し、教職員の健康管理を行うとともに、職員一人ひとりが自己管理をしています。また、会議資料等の電子化による共有化を図ることで、資料作成時間や印刷時間が減り、事務作業の負担が軽減されたり、ふれあいデーを設定して、放課後に会議をしない、部活動を行わない日を設けたりしています。そのほか、緊急時以外の18時以降の電話対応を控えることを保護者の方にもご理解を得ることで、在校時間が減っているとの報告もあります。 今後も引き続き教育委員会と学校が協力しながら、働き方改革を推進してまいります。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 田島議員。 ◆10番(田島正徳君) 答弁ありがとうございます。 まず、この見守りの行政無線について、ご質問をさせていただきます。 この見守りの行政無線の放送、基本的に他市町村でも行っています。宮代町はこの下校時、14時半頃の見守り放送は必要だと思っているのでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) お答えいたします。 子供たちの見守り放送についてでございますが、現在、小学校児童が下校するときに、地域の皆さんが見守りの活動をしていただいております。これは、子供たちを地域ぐるみで守っていこうという活動でございますので、地域ぐるみ、町ぐるみで子供たちの安全を考える、守るということで、防災行政無線でそのことを放送させていただくということについては、大変意義のあることだと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 田島議員。 ◆10番(田島正徳君) 意義のあることと、必要であるということは全く違うのかなと思います。自分としては、必要であると思っています。そのために、この2年間、まん延防止等重点措置があるから、子供たちが録音できなかった。こんな些細なこともできないということが、非常に残念です。エアコンも入っているし、これから、トイレも洋式化になってきて、そういうハードな面でいろんなことをやってきている宮代町が、こんなたったの放送もできない。ですから、基本的に役場は、子供たちのために必要なのですかという問いをしたんですけれども、意義のあるものだと思っています。意義があるんだったら、なぜ早めに町担当職員、もしくはコンピューター合成でもいいですから、2時半ぐらいに放送が流せないんですか。そのために、スクールガードの皆さん、住民の皆さん、また、教職員、みんなが協力して、子供たちの下校時の見守りをしています。どうして、そんなに簡単なことができないんでしょう。学校の生徒ができないんだったら、職員がやればいいし、必要であるんだったらやればいい。そこら辺の見解をお聞きします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) それでは、お答えいたします。 下校時の見守り放送でございますが、やはり見守っていただく立場の小学校児童の皆さんに直接声をいただいて、それで、見守り活動していただいている大人の方にも感謝といいますか、気持ちを伝えていただこうというふうに考えておりました。そのため、ぜひ各小学校の児童に、直接言葉を録音していただいてというふうに考えておりました。 ただ、今ご質問いただきましたとおり、例えば機械の放送になるのか、あるいは大人の発声になるのかもございますが、子供の録音ができるまで、違った形での対応というのも、ぜひ考えさせていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 田島議員。 ◆10番(田島正徳君) 重々分かります。コロナ禍でやっぱり生徒さん、教職員の方がこちらに来て密になる。そうなった場合に感染の拡大の懸念がある。だけれども、2年以上たっています。だったらほかに柔軟な思考で、必要であると思うことをやっていってほしいんですね。予算もかからない、ほかの市町村もやっている。だったらこんな放送、自分なんか、他市町村にいろいろ行きますけれども、必ず流れています。それは児童の声ですけれども、それがやむを得ない事情であるんだったら、要はこれから子供たちが下校しますので、地域の皆さん、ボランティアの皆さん、見守りをよろしくお願いします。それは児童じゃなくてもよろしいんじゃないですか。じゃ、この新型コロナが長ければ、また、2年後、3年後、そんな、もうちょっと柔軟に、これが1,000万、2,000万かかるんだったら分かりますよ。そんなことを、予算もかからないようなことを、なぜ軟らか頭でできないのかということを非常に不満に思っています。 今、考慮します、検討していきますという判断が出ましたので、4月から、もう新年度になりますし、ぜひ明るい声で子供たちの見守り、その放送をよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、学校のトイレ、自分たちが子供のときとあまり変わっていません。ほとんど和式です。自分たちの家はほとんど洋式になりました。しかし、この公共施設、非常に遅れていて、和式がほとんどです。その代わり、今回の国からの補正、コロナの感染症、そのことによって、大分進みました。子供たちも大変喜んでいます。逆に、上級生、非常に羨ましがっています。いいな、下の子は。 国が学校施設環境改善交付金、この大規模改造事業として上限が2億円、3分の1算定で戻ってきますけれども、答弁にありました、順次計画的に進めるというふうにおっしゃっていたんですけれども、どのような計画で、この小中学校のトイレの洋式化を進めていくのか、答弁をお願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 まず、今、議員ご指摘の、交付金を活用するためには、学校施設の個別施設計画というものが必要でございました。宮代町は、交付金を活用するための武器を今まで持っていなかったというところなんですけれども、武器という言い方が正しくないかもしれませんが、そういうものがなかったというところなんですが、今年度、個別施設計画を策定を、今、しております。今年度中に策定が終了します。それに基づきまして、交付金を得られる、そういう条件が整うということになりますので、まずその点については、ご報告をさせていただければと思います。 その上で、計画的にどのように進めるかということになりますけれども、いろいろなやり方があります。例えば、学校ごとに改修をしていくというやり方もありますし、今、新型コロナの交付金で行っているような形で、それぞれの学校のある学年というんですか、何階のトイレを1か所ずつやるというようなやり方もありまして、これについては、経費の関係でいけば、恐らく学校を1校丸ごとやっていったほうが、経費の部分では下がるんだと思うんですけれども、教育委員会としては、やっぱり多くの子供たちに、恩恵というんですか、そういったものを、トイレの恩恵というものを受けられるようにしていきたいということがありますので、1階のある部分を、例えば小学校だったら4校やります、中学校だったら3校やりますみたいな形で進めていきたいというふうには思っております。 ただ、実際に行うとなると、いろいろな設計も含めて費用がかかってきますので、財源確保が何よりも重要になってきます。その辺につきましては、県を通して国に要望していくというような形で、まず財源の確保をさせていただくということと、当然3分の1しか交付金が出ませんので、3分の2の部分について、どういうふうに財源を確保するかということになってきます。これについては、町の予算の編成の中で、例えば地方債を活用するなりというようなやり方もあると思いますので、そういう予算の確保を教育委員会としてもいろいろ提案させていただきながら、進めていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 田島議員。 ◆10番(田島正徳君) ありがとうございました。 ここで町長にお伺いしたいと思います。 エアコンはほとんどの普通教室、特別教室、他市町村よりも早く設置されました。今度洋式化のトイレ、ここにいるほとんどの方の家のトイレは、洋式だと思います。そんな現状の中で、この学校のトイレ、洋式化を町長自ら進めていこうというようなお考えはおありでしょうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 子供たちのためにも、洋式化をしっかりと進めていかなければいけないというふうに考えています。そのためにも、今回の感染症対策でも実施させていただきますし、来年度の当初予算にも設計費を載せておりますので、順次進めていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 田島議員。 ◆10番(田島正徳君) やはり全てが子供にやさしい、首都圏で一番輝く町というふうにおっしゃっているので、子供たちの環境、給食もそろっているし、さらには、トイレの洋式化もほとんど。そのハードの面でそろえば、ほかからの転入者とか、学校の先生、近隣の先生たちは、宮代に行きたいという声が多いんですよ。宮代はそれほど荒れてもいないし、いろんな面で町がサポートしてくれる。あとはこのハードの部分、トイレの洋式化だけなので、やっぱりそれを軸に、もっともっとやっていっていただきたいと思います。 来年度の補正予算で中学校だけ設計費用が計上されています。小学校のほうは、もう既存の実績でこの設計費用を計上するということは必要ないのでしょうか。答弁をお願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 来年度は中学校の設計費用を計上させていただいておりますが、小学校も今以上に進めるということになれば、今後そういった設計費用等が必要になってくるというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 田島議員。 ◆10番(田島正徳君) それでは、来年度の補正で、小学校の設計費用というのは計上することを考えているのでしょうか。答弁を願います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 まず、来年度の補正予算の中で、小学校のトイレの設計費用を盛る予定があるかどうかということでございますが、現時点ではその予定はございません。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 田島議員。 ◆10番(田島正徳君) ありがとうございました。 これで学校再編が始まり、小学校のほうは須賀小が何年か先に新しい校舎になる可能性があります。そしたら、残りの小学校、中学校に関して言えば、もう当分壊さないという設定なので、やはりもっともっと喫緊の課題としているんだったら、早急に予算をもって施工していただきたいと思います。これは要望です。 最後に、3番の学校の働き方改革。 皆さんもご存じのように夜9時、10時、学校に電気がついています。それから帰って、また朝の7時過ぎには学校に来ています。結局あってないような出勤と退勤時間。朝は子供の見守り、帰りは子供たちが帰ってからいろいろな書類の作成。で週休2日になったと思ったら土曜日もいろいろな先生が出て来て作業をしています。 これは国が何とかしなければいけない問題ですけれども宮代町独自の案。じゃ、その超過時間を減らすためにどのようなことをすればもうちょっと時間を減らせるのでしょうか。答弁を願います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) それでは、まずお答え申し上げます。 教職員の働き方改革につきましては、2つ言葉がありまして、働き方改革ということが中央教育審議会や国、それから県が話をしておりますけれども。45時間、それから80時間というその時間の区切りがありまして、それを超えないようにという年間360時間でございます。それに収まるような形で働きをしなさいというのが働き方改革です。 もう一つ負担軽減と言うのは、それとは関連して言えば大きく言えば負担軽減も働き方改革の一部ですけれども、ふだんの業務の中で先生方が、教職員が負担と感じているようなことを少しずつ減らしていく。もちろんそれによって仕事量が減ればその在校時間も減るという考え方です。 そして、もうご案内だと思いますが、教職員には残業という言葉がありません。それは、どこの県でもあるわけですけれども条例でそれは定まっておりまして、特別な場合、例えば災害であるとか、修学旅行などの行事であるとか、そういったものを除いては、教員には残業を命じることはできないということになっております。したがいまして国も県も在校時間という言葉を使っているということでご理解いただければと思います。 そして、先ほど議員がおっしゃったとおり、先生方はやっぱり子供たちが来るまでに学校に来て鍵を開ける、教室の窓を開けて換気をしておく、場合によっては校庭を整備するなどのことをしたり、中学校が一番分かりやすいですけれども、部活動の面倒を見るということがあると思います。 学校の先生方の勤務は大体8時10分か15分に始まって、4時40分か45分に終わります。6時間目終了は中学校でいうと4時20分ですので、その後部活動を行えば当然勤務時間を超えてしまうことというのは往々にしてあるということでございます。 そんな中でどうしたらいいのかということですけれども、先ほど申し上げたとおり、自己管理をしていただくということが一番でありまして、ICカードで勤退管理をすることで自分がどういう状況になっているのかということをまず自らが知るということです。 先生方は大変真面目で一生懸命取り組みますので、教育というのは上限がないんですよね。教材研究をしようと思えば幾らでもできます。子供と関わろうと思えば幾らでもできます。そういった意味では自分が納得するまでやるということになると、時間が幾らあっても足りないということがあります。そういう意味では自らがどういう状況にあるのかということを、まずは自覚してもらいたいということがあります。 そして管理職は、その一覧表を持っているわけですので、どういう状況にあるかということで、職員を管理していくということでしっかりやってもらいたいということで、ICカードの勤退管理を導入したわけです。 そして、学校には逆にその負担軽減という意味で、学校には大きく3つだと思うんですけれども、物的支援をする。 それは例えばコロナ禍のことであれば、やはり健康管理、子供たちの健康管理をしなければならなかったわけですけれども、例えば、最初は非接触型の体温計でしたけれども、次は画面を見て体温ができるようにそれだけ簡単になったとか、ICTを使ってとか、様々な先生方が負担にならないような物を入れていくということがあったと思います。 2つ目は人的支援です。これは子供たちの教育のためにやっているんですけれども、結果として先生方の負担軽減につながるということになると思います。おかげさまで毎年予算を認めていただきまして、各小・中学校には町として独自で雇った非常勤講師を2人ずつ、そして特別支援学級には1人ずつ、そういった職員を配置して、一緒に教育に携わっていただいている。それから日本人の英語助手も入れさせていただいている。 そういったことでは、非常に人的な採用をしていただいて、子供たちの教育効果を上げるとともに、先生方の負担軽減にもつながっているというふうに私は考えております。 あわせて、来年度はスクールサポートスタッフにつきましても、来年度に向けて計上させていただいているところです。一昨年は国の予算の中でやらせていただきまして、今年は残念ながら配置できませんでしたが、来年は国と県の補助金をいただいて、相応の負担が町にもあるわけですけれども、予算を計上させていただきました。 また、さわやか相談室にはボランティア相談員ということで、子供たちの相談業務に当たれるようなそんな配置もしております。 そういう意味で、非常に町として取り組ませていただいていることを大変うれしく思っております。 それから、私としては教育委員会としては、国や県に対して加配の教員を要求していると。現在宮代町はトータルで13人の加配教員がおります。これは、定数で言えばその教員はいないはずなんですけれども、どうにか宮代に配置してもらいたいということで、各小・中学校にそれぞれ数は違いますけれども教員を配置していただいている。また、教育長会としても文科省や、特に文科省ですね、定数改善を求めているところです。つまり、学校の先生方の数を増やしてもらいたいということを常々要望をしているところです。 そして、最後には精神的支援ということがあると思います。これについては、学校の管理職を中心にどういった組織をつくっていくかということが重要なことで、常々校長会や教頭会のときに申し上げているところですが、おかげさまで、どの管理職も一生懸命取り組んでいただいて、非常に風通しのいい職場をつくっていただいていると。 前段の議員のときにお話ししましたストレスチェックというのがございますけれども、やはり仕事量としては多いというふうに感じているという先生方が非常に多いです。 一方、周りの人間に非常に助けられて、非常にうまく仕事ができているという、そういったことを感じているということがすごく非常にそれが多くて、トータルとしては、前段の議員のときに申し上げたとおり、ストレスのリスクは75%ということで、75という値を使っているということで、100が標準ですので、下回っているということでは働く環境としては非常にいい状況にあるのではないかなというふうに思っています。 そういう意味で、そういった健康チェックをしていくということも、状況を踏まえるということでは非常に必要なことだというふうに思っています。 教育委員会としては、そういった状況を見ながら、また先生方に対しても、頑張り過ぎるなという言い方はおかしいですけれども、その積極性だとかやる気を潰すことはやっぱりしてはいけないなというふうに私は思っています。 強制的にやれということはしてはいけないと思いますけれども、そんなことを大事にしながら、やはり頑張り過ぎたために体調を壊すということがないように、教育委員会としても指導したいと思いますし、管理職はそれに向けてきちんと教職員の健康管理をしていくということで指導していきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 田島議員。 ◆10番(田島正徳君) ありがとうございました。 やはり、今の定数よりも町で取り扱っている会計年度任用職員、それをもっと学校に配置して、事務的なこととか学校の先生が早く帰れるようなことを、予算の問題もありますけれども、そうしないと今でさえ学校の先生になりたくないという、自分たちの子供たちはみんな、教育実習には行くけど学校の先生はやらないという子たちが非常に増えてきているんで、そこら辺を考えて、やっぱり学校の先生になりたいなという、いろんなサポートを町がしていってあげたいと思います。よろしくお願いします。 続きまして、2、東武動物公園駅東口の整備について。 杉戸町に向かって右側の工事が進んでいます。今年度の進捗状況と来年度の計画はどのように進めていくのか。また、計画の終了時期の目途をどのように考えているのか。よろしくお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) 東武動物公園駅東口の整備について、順次お答え申し上げます。 まず、東武動物公園駅東口整備の進捗状況についてでございますが、令和4年1月末時点の面積による買収率といたしましては、町事業として実施している東武動物公園駅東口駅前広場は、内諾をいただいている東武鉄道所有の土地を含めると約63%でございます。また、県事業として実施している県道拡幅部分につきましては、約87%でございます。 次に、来年度の計画についてでございますが、町では駅前広場のレイアウトの基本設計を行うとともに、引き続き用地交渉を進めさせていただく予定でございます。また、県では残っている用地について買収を進めるとともに、もう既に買収が済んでいる建物の撤去状況を踏まえ、買収済みの用地を仮舗装していくことなどを予定していると聞いております。 また、最後に計画の終了時期についてでございますが、事業計画では令和6年3月末までとなっております。しかしながら、用地買収に当たっては、地権者等のご意向もあり町の考えや希望だけでは進められませんが、担当者といたしましては、早期に用地買収を完了し、順次工事に着手してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 田島議員。 ◆10番(田島正徳君) この東武動物公園駅東口駅前広場、これ事業認可が平成29年、もう大分たっております。でも順調に進んでいるような感じがします。 一つやっぱり質問なんですけれども。以前、提示された図面には、自転車専用道路というのが書かれています。来年度、レイアウトの基本設計を行うというふうに言っていましたけれども、この自転車専用道路というのはなくなるんでしょうか。 また、既存の店舗がもうほとんどなくなってきています。駅前広場を最終的にやったときに何店舗ぐらい残るのでしょうか。 以上、2点、よろしくお願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) 東武動物公園駅東口の駅前広場の自転車専用道路についてお答えを申し上げます。 自転車専用道の整備に関しましては、当初の警察等の協議におきまして、県道部分から駅前広場に至るまで、両側に自転車専用の道路を造るという計画でございます。現在、現地に掲示してありますイメージパースもそのような図面となっております。 自転車専用道につきましては、いろいろ地域の方々からもご意見等を伺っておりまして、なかなか連続した車道にはならないというような状況がまずございます。それは交差点が非常に近いと、交差点から交差点までの距離が非常に近いので、そこの交差点内では当然分断をされてしまいます。そのようなことから、現時点では、まだ警察との協議、最終段階ではございませんけれども、歩道の部分をより有効活用して、歩行者と自転車が一体で使えるような活用方法についても今検討させていただいているところでございます。 特に、杉戸側から来たときに古川橋を渡るわけでございますけれども、古川橋の現在の幅員構成がございますが、そこに、両側に鉄橋、鉄製の橋を架けて歩行者と自転車が通れるような状態を考えておりまして。その幅員構成の中でも、なかなかちょっと自転車専用レーンまで取るのは難しいような状況でございます。 あわせまして、駅前広場の中に入ったとしても、先ほど申し上げたように、各周りから入って来る道路との距離感など、またバス停の位置などを考えると、なかなかちょっと安全性の面でも難しいかなという状況でございますので、それについても、今後警察のほうとしっかりと詰めてまいりたいと考えております。 また、店舗がどのくらい残るのかということでございますけれども、まちづくり建設課では、道路の拡幅ということを念頭に事業を進めさせていただいております。それに併せまして、各用地買収となる地権者の方々には、できる限り商店、店舗を継続していただきたいと。また、ご本人でやらないということになったとしても1階は店舗としてご提供をいただけるとありがたいというようなお話を当初からさせていただいております。 現時点では何店舗が残るかというのは明確にはお答えできないので大変恐縮ではございますが、町としてはできる限り商店街が残るような工事となるように、地域の皆様方とも話合いを今後進めていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 田島議員。 ◆10番(田島正徳君) 答弁ありがとうございました。 続きまして、3番、新型コロナウイルス感染症の影響による町内事業者へのサポートは。 令和4年、新型コロナウイルス感染症のオミクロン株により陽性者が急増しています。2年間継続して売上げが減少している町内事業者がいるのが現状です。 それについて、以下についてお伺いします。 ①大幅に減少している町内事業者に積極的な支援を実施してきたのか。実施していないのであれば、今後何を考えているか。 ②町内事業者を対象に、町の事業において支援として積極的に活用しているのか。また来年度においては積極的に活用を進めていくことを考えているのか。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長(菅原隆行君) それでは、お答え申し上げます。 まず、①の大幅に減少している町内事業者に積極的な支援を実施してきたのか。実施していないのであれば今後考えているのかについてお答え申し上げます。 町では、新型コロナウイルス感染症の拡大により経済的な影響を受けていらっしゃる町内事業者の皆様に対しまして、経営の一助となるよう各種支援を行ってまいりました。 令和2年度には、売上げが減少している町内事業者の皆様に対しまして一律10万円を支給する中小企業者支援金事業の実施、またセーフティーネット保証等の認定を受け金融機関の融資を受けた事業者の皆様に対しましては、別途一律10万円の支援を行う宮代町セーフティーネット保証等認定中小事業者支援金事業。さらに主に飲食店を対象といたしまして空気清浄機の購入や換気設備の導入など感染症予防対策に要する費用を上限10万円まで支援する、宮代町新型コロナウイルス感染症予防対策事業費補助金の実施。テイクアウト事業やデリバリー事業等を新たに始める事業者に対しましては、事業実施に必要となる経費を10万円まで支援する宮代町中小企業緊急経済対策事業補助金事業。専門家による新型コロナウイルス感染症対策個別相談会の開催。さらに町内の消費喚起を目的としたみやしろBigプレミアム付商品券事業等を行ってまいりました。 また、今年度におきましては、宮代町新型コロナウイルス感染症予防対策事業費補助金の対象を飲食店以外にも拡大したほか、新型コロナウイルス感染症対策個別相談会の継続開催。7月には消費喚起を図るため、キャッシュレス決済導入促進キャンペーン。10月から12月にかけましては、売上げが10%以上減少した事業者を支援する事業者お店支援金を実施しており、これまでの支援総額は延べ約2億4,000万円となっております。 なお、今後実施を予定している支援策についてでございますが、今議会におきまして補正予算の計上をさせていただいております。 まず、コロナ禍で資金繰りに苦慮している事業者の方や、先を見据え事業の再構築を検討されている事業者の方へ、専門家がアドバイスを行う新型コロナウイルス感染症対策個別相談会の継続実施のほか、直接的な支援といたしまして、昨年9月以降の売上高合計が10%以上減少している事業者の方へ原則10万円を支援する第2期事業者お店支援金の実施を予定しており、さらにその後の消費喚起対策といたしましては、非接触型サービスの普及促進を兼ねたキャッシュレス決済キャンペーンを実施する予定でございます。 また、既存の事業につきましても、コロナ禍における特別枠といたしまして、宮代町商工業活性化事業補助金及びリフォーム事業補助金の予算増額を予定しており、引き続き事業者の皆様に対しまして、積極的な支援を行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、②の町の事業において町内事業者の支援ということでご質問をいただいていますので、お答え申し上げます。 事業者への発注は原則として入札制度に基づいて公平性、透明性を確保した上で、業者の選定を行っていますが、町内には小規模な事業者が多く、入札制度の中では受注機会が得られないことから、町内小規模事業者の受注拡大を目的として、町では小規模事業者登録制度というものを運用しています。 この制度は町が発注する50万円以下の小規模な修理及び修繕工事、業務委託、物品購入などの契約について町内に事業所を置く小規模事業者の受注機会を拡大し、商工業などの町内経済の活性化を目指しているものです。 令和2年度については、この制度に基づいて1,800件ほどの実績があり、令和元年度と比べても大きく伸びてございます。 町ではこの制度、平成12年度からこの小規模事業者登録制度を設けていますが、コロナ禍にある中で小規模事業者の受注機会につながっていると考えていますので、引き続きこうした制度を運用して事業者支援を続けてまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 田島議員。 ◆10番(田島正徳君) いろんな給付金補助についてご説明があります。宮代町は大変いろんなことをやってくれていると思います。この小さな町で様々なことをやってくれていて大変助かっております。 ただまれに、やはりこの新型コロナの影響により50%以下、業種によってなんですけれども、そういう大打撃を受けている業種もあります。 一律10万円ということが宮代町は多いんですけれども、その売上額に関して、もう半分以下だよという事業所に対しては、特別枠として給付金とかそういうことを考えているのでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長(菅原隆行君) それでは、お答えさせていただきます。 まず、今回のまん延防止等重点措置の期間におきましては、国におきまして新型コロナ感染症の影響を受け売上げが50%以上減少している事業者につきましては、法人が250万円、個人が50万円の支援金がございます。また30%以上売上げが落ちている法人につきましては150万円、個人には30万円の支援金がございます。 そうしたことから町といたしましては、その上乗せとして10万円の支援というふうに今回させていただいたところでございます。 以上でございます。
    ○議長(合川泰治君) 田島議員。 ◆10番(田島正徳君) 国のほうもいろんなことをやってくれています。 ただ、50%ダウンしていると30万円、それ1か月分のもしかすると売上げ以下かもしれない。そのカバーとして、宮代町が、じゃ、その50%以上のところに対しては10万円じゃなくて、それ以上に出すというような考えはあるのでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長(菅原隆行君) お答えいたします。 現段階では検討はしておりませんが、今後、他市町等の事例も含めまして研究していきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 田島議員。 ◆10番(田島正徳君) 一番売上げを把握しているのは商工会、あとは税務課とかそういうところでありますので、適切にやっぱり売上げが落ちているところに対しては、もうちょっと救いの手を差し伸べてほしいと思います。 続きまして、この町内業者の活用。こちら前々からあるんですけれども、あまり増えていないような感じがします。自分はいつも思うんですけれども、町のLINEとか広報、特にLINEとかで、もっと積極的に、小規模事業者募集していますというようなことはやってきたのでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、お答え申し上げます。 受注機会の実績については伸びているというお話を前段で差し上げました。登録業者についてはご指摘のとおり大きく伸びてはいないところです。 町のホームページ等でお知らせするだけではなかなか見ていただけませんので、町内業者さんですので、役場に来た折にお声がけさせていただいたりとかということもさせていただいてはいるところです。 今LINEで登録ということでございましたので、いろんな方法を使って手続もそれほど難しくありませんので、呼びかけていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 田島議員。 ◆10番(田島正徳君) もっともっといろんな面に対して柔軟な対応で住民、また事業者に対応していってほしいと思います。それが宮代町の強みなので、ほかの市町村と違うところはそこだというところを今後見せていってほしいと思います。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 以上で、田島正徳議員の一般質問を終わります。 ここで休憩いたします。 △休憩 午後2時13分 △再開 午後2時30分 ○議長(合川泰治君) 再開いたします。 引き続き、一般質問を行います。--------------------------------------- △泉伸一郎君 ○議長(合川泰治君) 通告第9号、泉伸一郎議員。    〔7番 泉 伸一郎君登壇〕 ◆7番(泉伸一郎君) 議席番号7番、泉伸一郎でございます。 まず初めに、町長並びに健康介護課の方、それからワクチン接種に携わっていただいています医療関係者、それからスタッフの方、また職員の方に深く感謝申し上げます。 それでは、通告に従いまして質問させていただきます。 1、新型コロナウイルス対策について。 新型コロナウイルスの感染症の第6波により、感染者数が大変な増加を続けています。2月12日時点では36都道府県でまん延防止等重点措置が発令され緊張が高まっていました。その後、2月20日に山形、島根、山口、大分、沖縄の5県は終了し、現在は31都道府県になっています。 町内においても、昨年12月から感染者が増え始め、今年1月からは急激な増加となっており、2月に入ってからはさらなる拡大が続いています。 現在では感染防止と経済活動の両立を目指さなくてはならないこともあり、厳しい状態が長引くことが予想されます。 また、2月より高齢者への3回目の新型コロナウイルスワクチン接種が開始されました。今後のワクチン接種のスムーズな推進が重要であります。 そこで、質問いたします。 ①新型コロナウイルスワクチン接種3回目の推進状況について伺います。 ②当町におけるPCR検査の実施状況について検査数や陽性者数などの実態を把握されているか伺います。 ③感染者数の大幅な拡大は、低年齢層における感染拡大の影響が大きいとされていますが、保育園、幼稚園や小中学校での対策の強化と家庭内感染が進むことにより、高齢者への感染が懸念されます。今後の感染防止対策の取組について伺います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) それでは、新型コロナウイルス対策について答弁を申し上げます。 初めに、新型コロナウイルスワクチンの3回目追加接種についてですが、宮代町においては65歳以上の方を対象として、令和4年2月1日から進修館を会場として集団接種を開始したところでございます。2月27日現在、昨日ですね、8,188名、対象者の27.2%の方が接種を済まされております。以降64歳以下の方々のうち、昨年7月31日までに2回目の接種を終えた方、約1,700名に対して2月14日に接種券を送付、2月21日から予約の受付を開始しております。 また2月22日には、昨年8月7日までに2回目の接種を終えられた方、約1,500名に対して接種券を送付しております。 この後なんですが、先週金曜日2月25日に、8月31日までに2回目を終えられた方、4,000名ぐらいいたと思うんですが、その方に接種券を既に送付いたしております。 この方々については、到着後ご予約をいただけるように既に準備を整えておりまして、4月の上旬ぐらいまでに予約の枠をご案内して接種いただく運びとなっております。 以降、接種終えられた方々の人数とワクチンの供給に合わせて引き続き接種枠に合わせてご案内をしていきたいと思います。 なお、2月21日からは町内2つの医療機関にご協力いただいて個別接種も始めさせていただいております。 次に、PCR検査の実施状況です。 町内にも埼玉県の指定医療検査機関あるんですが、各々発熱などの症状のある方を診ておられるということですが、全ての医療機関でPCR検査は行ってはおりません。また、実際にPCR検査を行ったとしても個人情報の問題もありまして、その情報が町に直接入ってくることはございませんので、申し訳ないんですが、検査数等の把握はできていないところです。 最後に、感染防止対策の取組についてのお尋ねでございます。 新型コロナウイルス感染症の感染予防には、風邪ですとか季節性インフルエンザと同様に、一人ひとりの咳のエチケットや手洗いなど基本的な生活習慣を徹底するということが何よりも大切であります。 しかしながら、保育園や幼稚園、小中学校などの集団で生活をする時間が長くなる場所では、感染が拡大しやすくなる可能性があります。こうしたことから各施設では毎日の検温や体調管理など、きめ細やかに実施していただいております。 町といたしましては、町民の皆様に感染予防対策の徹底について促すとともに、現在取り組んでおりますワクチン接種、速やかに実施できるよう努めてまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) それでは、再質問させていただきます。 本当に今、ワクチン接種がスムーズに進められていることはありがたいと思います。 まず最初に、今回接種会場が進修館のみであったということがあります。それについて何か問題が起きなかったかどうかをお聞きいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 今回、ワクチン接種の会場について、集団接種につきましては、3回目接種の仕組みというのが、前回2回目を打った方から順番に行うということがございましたので、会場を1か所に設定をさせていただいております。 結果としては問題ないのかということでございますが、今のところ接種される方が日時指定したせいもあるんですが、あふれ返るようなこともありませんし、21日から始めた次の回の3月分の予約につきましても、スムーズに予約をいただいているかなという印象です。 ファイザー、モデルナというところがあって、モデルナがあるからかもしれませんが、正直、予約も少し空きがあるような状況です。一部、今。 ということですので、会場1か所ということについて、打てない人が出るとかそういった問題はなかったのではないかと認識をしているところです。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) それでは、再質問させていただきます。 今回のワクチン接種なんですが、先ほど言われましたが、ファイザー製とモデルナ製ということで選択制になったということなんですね。 これにつきましては、抽選で決められたということなんですが、この抽選方法というのはどのように行われたのか。またその場合、立会人という方がいらっしゃったかどうかをお聞きいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) ワクチンの抽選方法です。今回ワクチンのはがきをお出しをしまして返って来たものをパソコンのほうに入力をさせていただきました。そして入力をしたパソコンのデータに基づいて抽選をさせていただいております。したがいまして立会いの方というのはいらっしゃいません。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 今回、ワクチン接種の3回目、これに関しまして厚生労働省の専門家組織アドバイザリーボートというところが16日に開かれたわけなんですが、その中で、オミクロン株に対するワクチンの3回目接種による発症予防効果について、暫定的な分析結果が報告されたとありました。 2回目の接種から2か月以内の発症予防効果は71%、2か月から4か月で54%、4か月から6か月で49%ということで、次第に減少しているということになっております。しかし、3回目の接種をすることで、予防効果が81%に上ったということが報告されています。やはりこの3回目の接種を速やかに行うということがこの拡大に対抗できる唯一の手段ではないかと思います。 今後も、やはり3回目のワクチン接種がスムーズに進められるということを期待いたします。 2点目に入りたいと思います。 PCR検査、これ先ほどは埼玉県の指定医療検査医療機関に登録している医療機関ということを言われたわけなんですが、民間の企業でも検査ができるということで、無料で行えるということがありました。 私のほうに相談を受けた方なんですが、ちょっと町内においてはそういう民間業者が分からないということで、春日部のウエルシア、そちらのほうに出かけてPCR検査を受けられたということだったんですね。で、当町にあるのかどうなのかということを聞かれました。そのときに健康介護課のほうにお伺いいたしまして確認いたしましたら、アオキさんですね、が本田と道佛にあるわけなんですが、そちらで無料のPCR検査を受けることができるということをお聞きいたしました。 それを後で報告しましたら大変喜んでいたわけなんですが、住民の方がそういうことをご存じではないということを、まず町のほうも認識していただきたいと思うんですね。 やはりそういう民間企業での検査をやる場所があるんだという、そういう広報といいますか、周知というものに、しっかりと心がけていただきたいと思うんですが、その点についてどのようにお考えかお伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 今回、PCR検査につきましては、ご自身に発熱などの症状がもしある方については、迷わず発熱の外来を連絡の上受けていただくということがまず1点と、念のためといいますか、濃厚接触になった疑いがあったりとか、何かしら外に出かける必要があったりとか、そんないろんな理由で、症状は全然ないんだけれども受けておきたいという方におかれましては、今回埼玉県が先ほどおっしゃったドラッグストアなどで無料の検査を行っております。 これをどの程度お知らせするかというところなんですけれども、そもそも制度の趣旨からすれば、本来自由は自由なんでしょうけれども、皆さんがこぞって検査を受けに行く、念のため念のためということで検査を受けに行くというのも、それそれでやはり両面あるのかなと思いまして、あえてこちらも積極的なPRというのはさせてはいただいておりません。 どこまでご案内するかというのは、ちょっとテーマとしては、我々まだ考えなければいけないところですが、現実にはお困りの方は結構な件数で役場、私どものほうにお電話を頂戴しますので、そうした中でお声がけをさせていただいているところでございます。 ですから、今回あえてホームページ等で大きく大きく載せてはおりませんが、お困りの方に町として寄り添えるような、そんな対応には努めていきたいというふうに考えております。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) やはり住民の方はそういう情報というものに敏感になっております。そういう方に対して町がどれだけサービスできるかというものが、やっぱり行政の立場として考えていかなければならないことではないかなと考えております。 またこの答弁の中で、やはりこのPCR検査で陽性者とか出た場合の自宅療養者に関しての情報というものは、あまり入ってきていないということなわけなんですけれども、今回で重症化された方っていう何人ぐらいいたかというのは、そういう情報というのは町には入ってきていないのでしょうか。お伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 町のほうで県の保健所経由でいただける情報というのは、あくまでご自宅で療養されている方ということでしかいただいていませんので、その後その方が軽快されたのか、あるいは重症化されたのかというところについては、把握はしてございません。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 続きまして、個別接種についてお伺いいたします。 今回の個別接種、今町内の医療機関で行われるということなんですが、3月以降どのような計画で行われていくかを、もう一度確認したいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) 個別接種についてですけれども、2月21日からは町内2か所で始めたんですが、3月以降は4か所の医療機関で個別接種を行っていただくようになっておりまして、既に予約の枠として確保しておりますので、ご予約いただく際にはどこでできるということはご覧いただけるようになるかと思います。 これは当面といいますか、ある程度接種が進むまでやっていただけるものというふうに我々認識しております。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) それと、先ほど前段の議員でもありましたが、5歳から11歳向けのワクチン接種が3月から開始される予定になっております。これにつきましては、3月では10歳から11歳で、350人分ということで、4月には1,830人分が供給されるということでありました。 この若い世代といいますか、の方には、やはり副作用とかやっぱりしっかりとした情報、これを提供していかなくてはならないと思います。 それに対して正しい情報発信と環境整備というものをどのように進めていきますか。お答えください。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お子さんのワクチン接種につきましてお答えをしたいと思います。 3月の広報で少しさわりの部分を載せさせていただいているんですが、実際にはこの後接種券を対象の方にお送りをしまして、3月19日、20日、26日、それぞれ土、日、土なんですが、この3日間で希望者に対して接種をさせていただこうと思っています。今回は1回目になりますから、その後3週間後が2回目の接種になります。 今回ワクチンということで、当然副反応とかいろいろと話題が大きいんですけれども、一番はやはりいろんな広報とかももちろんしますし、それは国もいろいろしていますけれども、やはり接種券をお送りする際に、それについて分かりやすく丁寧に書かせていただいたものを同封させていただいております。 中には見ないよという方もあるのかもしれませんけれども、やはりこれは薬を飲むときと同様、必要な注意事項でございますので、それを読んでいただくということも接種する側の、判断するための、これらは必要な行為ではないかと思っております。併せて広報等でも努めていきたいとは思いますが、必要なことはきちんと個々にお伝えをするような形を取らせていただいております。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 本当にこれから3回目ワクチン、さらなるスムーズな運営をしていただきたいと思います。 それでは、3問目のほうの再質問をさせていただきます。 今回、この感染の拡大というのは本当に予想以上なものがございました。住民の皆さんの意見で、この感染対策の呼びかけというものが十分であったのかどうかということを何回もお伺いいたしました。 といいますのは、新型コロナウイルスが初めに発症したとき、やはり防災無線でしっかりと訴えていったと思うんですね。今回12月で感染が始まり1月も拡大が広がったわけですけれども、防災無線でそういう注意喚起というものを行っていなかったと思います。なぜ、行わないのかなということを皆さんによく言われてしまいました。 厚生労働省のほうで自宅療養者や濃厚接触者についての中で、家庭内の注意点ですね。 ①部屋を分ける。分けられない場合は2メートルの距離を保つ。 ②世話はできるだけ限られた人で行う。 ③マスクをつける。 ④小まめに手を洗い消毒する。 ⑤換気をする。 ⑥取っ手やノブなど共有部分の消毒。 ⑦汚れたリネン・衣服の洗濯。 ⑧鼻をかんだティッシュなどのごみは密閉して捨てる。 このように注意喚起とかされているわけなんですが、当町においてそういう注意喚起を本当に十分に進められてきたのかということについて、防災無線の件も兼ねまして、この問題につきましては、課長と、あと町長のほうへ、お二方に答弁いただきたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 改めて申し上げるまでもないのかもしれないですけれども、この新型コロナウイルスの感染症、ウイルスですから何よりもかからないためのいろいろな取組が大事だということは皆さんもう十分ご存じかと思います。手洗い、うがい、マスク、こういった基本的な対処なんだと思います。 このことは、かれこれもう2年ぐらい全ての国民の方、お付き合いされてきて、十分に理解はされていることとは思います。 そうは言いましても、やはり気づきという点も必要ですから、町といたしましてはホームページのトップページに、より一層の感染予防に努めましょうということを大きなバナーで出させていただくのと併せて、今は防犯パトロール、あの青色のパトロールですか、このパトロールに併せて啓発をさせていただいているところです。 十分皆さん分かっているとは思いますが、これについてはもうこれまでやって十分ということはないでしょうから、啓発については引き続き努めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) 防災無線での注意喚起というご質問がございましたので、お答えさせていただきます。 今回、新型コロナウイルスのまん延防止措置が1月21日から出されまして、それに伴いまして今健康介護課長から防犯パトロールでの周知という説明がございました。防犯パトロールでの広報車でのPRが火曜日と金曜日、防災無線での注意喚起の放送を木曜日と土曜日に放送させていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) 私の質問は、町長のほうでの答弁というふうに言ったと思うんですが。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 大変失礼いたしました。 先ほど課長から答弁があったとおり、防犯パトロールと防災無線でも注意喚起をしておりますし、また必要に応じて各紙面、広報等も使ってPRをしておりますし、役場のホームページにも掲載をしてございます。そういう点では、第3波、4波、5波、6波と来ておりますけれども、町民の方への注意喚起を手を緩めているわけではございませんので、ご理解をいただきたいと思います。 また、私の声でも土曜日、直接ご案内、放送させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) 私のほうに意見があったというのは、やはり当初の町長が毎日呼びかけられておりました。やっぱりそういうことを12月の段階で、何でやらないのかなというそういう、はてなという意見を何回もいただきましたので、それで今の質問をさせていただきました。 やはり、慣れというのは怖いと思うんですね。やはりどんなに何回、何回もやっていても、やはり基本に忠実にやっていく、そういうところで、油断を生じさせないという、そういう働きかけが行政としては大事なんではないかなと私は思っております。 それでは、2問目のほうに入らせていただきます。 2、デジタル化の推進について。 デジタル庁がスタートしてから、デジタル社会の推進が図られる中、デジタルトランスフォーメーションは目覚ましい進化を遂げています。当町においても行政手続のオンライン化やマイナンバーカードの普及を積極的に推進しています。 コロナ禍にあってデジタル社会の利便性を改めて感じた人も多いと思います。ワクチン接種の予約や支援金給付のスピード化、会議のオンライン化もその一端と言えます。 一方で、若い世代の方はデジタル化に対応していますが、高齢者にとっては対応が難しいのが現状であると思います。誰一人取り残さないデジタル社会の実現に向けて、デジタルに不慣れな人を支援するべく、スマートフォンの基本的な扱い方などを教える取組も必要と感じます。 町としてデジタル化促進の取組や支援についての考えを伺います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、お答え申し上げます。 令和2年12月に総務省によって自治体デジタル・トランスフォーメーション推進計画が策定され、「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化」を目標として自治体に対して積極的なDX推進に取り組むよう求められています。 宮代町においても電子申請システムを活用した行政手続のオンライン化の推進、ウェブ会議システムやSNSを活用した情報発信、住民サービスの充実に引き続き取り組んでいく予定です。 一方で、ご指摘のように高齢者をはじめとしたインターネット、スマートフォンの利用に慣れていない方々への対応、いわゆるデジタルデバイドの解消については、自治体DXを推進する上で不可欠と認識しています。 昨年、宮代町では町内ボランティア団体である宮代町プログラミング・ラボの協力の下で実施した、シニアはじめて講座スマートフォン体験会や社会福祉協議会がソフトバンクと連携して行っている出前講座スマホ体験教室などにより高齢者のスマホ利用支援を行いました。 令和4年度については、これら既存の事業に加えて国の補助事業であるデジタル活用推進事業、地域連携型を活用したスマホ講習会の開催を予定しています。 これは、スマホ・パソコン教室などの業者を事業実施者として、そこに自治体が連携する形で行われる事業となっており、来年度の国の正式予算化を待ちつつ業者と協議を進めている状況となっております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) それでは、再質問させていただきます。 愛知県になるんですが、こちらのほうでは県の事業ですが、高齢者デジタルサポーター事業というものを昨年12月から実施しております。これによりますと、同世代の高齢者が講師となっておりまして、受講者に同じ目線で丁寧に教えられるということが好評だと伺っております。 その中で、西尾市のところなんですが、オンライン会議システムを活用して話し方を学び、教室を想定した実践演習を積む。またマイナンバーカード活用などの動画を視聴する講習もあるということになっております。 埼玉県におきましては、県におけるデジタルサポート事業というものはありますでしょうか。あった場合に、町はどのように活用されているかお聞きいたします。 ○議長(合川泰治君) 企画財政課長。 ◎企画財政課長(栗原聡君) それでは、お答え申し上げます。 埼玉県が直接的にというのは聞き及んでいないところですが、先ほど申し上げました国の事業として国が自治体に補助金を出すということではなくて、国が事業者にパソコン教室等、あるいはソフトバンクであるとかドコモであるとか、そういった事業者にお金を補助金という形で出して、自治体と連携してやった場合にはその補助金が交付されるというような仕組みになっております。 地域連携型ということで国のデジタル活用支援事業ということで令和4年度に実施したいというふうに考えています。 もう一つは、町内のボランティア団体、プログラミングなどでご活躍いただいている皆さんが講師となってスマホ教室というのを実施しております。令和3年度に具体的に実施しておりますので、そういった町民の力といいますか、皆さんおおむね60歳以上ということで、シルバーという範疇かどうかというのは別としても、泉議員さんのほうから今ご指摘いただいたようなものと近い事例なのかなというふうに思っています。 もう一つは日本工業大学、新型コロナワクチンの令和2年度でしたかね、令和3年でしたっけ、新型コロナワクチンの予約のときに少し学生さんにお手伝いをいただいております。そのときにスマホの操作とか、不慣れな方がスマートフォンから予約できるようにということでサポートいただいていますので、宮代町人的資源が非常にございますので、そういったことをうまく皆さんにご協力いただきながら、高齢者の皆さんがスマホに慣れていくというような事業というのを展開していければなというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 本当に宮代町は、それだけ進んでいるというふうに認識させていただきたいと思います。 先ほどありましたシニアはじめて講座スマートフォン体験会、それと出前講座スマホ体験教室とありますが、これ何人ぐらいの参加があったのかお教えください。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(井上正己君) お答えをいたします。 まず、スマホの体験講座のほうなんですけれども、これは町の主催で行わせていただいた事業でございまして、昨年の12月3日から9日、西原自然の森で、すてっぷ宮代で行ったフェスタの一環でやらせていただいた事業です。本来、体験講座のほうは令和4年度からが本格実施の予定だったんですが、前倒しして実験的に始めさせていただいた事業となっております。 実は、教える側のプログラミング・ラボの方にとっても練習のための講座でしたので、実際のところ参加いただいたのは7名と少なかったんですが、先ほどの企画財政課長の答弁にもありましたとおり、デジタルの力というのはやはり大きいですし、今回ワクチンの予約で何よりもその必要性というのを我々痛感させられましたので、いろんな方にこの動きが広められるように努めていきたいと思います。 今一つの出前講座につきましては社会福祉協議会の事業でございまして、ちょっと人数までは把握してございませんのでご容赦いただきたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 やはりこういう体験会とか教室ですね。こういったものをどんどん進めていただきたいと思います。 国においてはデジタル推進委員というものを2022年に約1万人確保するという方針を出しております。そういうものも活用していただきたいとは思います。 秋田市なんですが、スマホによるオンライン申請というものを進めております。これはデジタル市役所というものを目指してなされていたということなんですが。まずはマイナンバーカードをスマホにかざすと、申請者の氏名、住所などの情報が自動入力され、その上で各種証明書の書類や枚数などを入力、発行手数料と郵送料は登録したクレジットカードで決済され、自宅で受け取れるということで、これは申請が24時間可能というふうになっているんですね。これは本当にすばらしいなと思います。 この秋田市では、デジタル化推進計画を昨年6月末に策定し、その庁内にデジタル化推進本部を設置したということで、それからどんどん進められたということなんですね。 昨年11月にはデジタル活用支援委員と連携した全36講座のスマホ教室を企画ということで、こちらは1講座の定員を4名にしているということで、より丁寧な扱い方の説明とかをされていたということです。 こういう進めている市というものもありますので、当町としましても、今後デジタル化の推進を進めていただければと思います。 では、3問目に入らせていただきます。 3、国土強靭化地域計画について。 国においては総事業費15兆円の規模の防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策がスタートしました。国土強靭化とは大規模自然災害に備えて事前防災・減災と迅速な復旧・復興のための施策として、まちづくり政策や産業政策などを総合的な取組として計画的に実施し、強靭な国や地域づくりを進めるものです。 全国の自治体の84%は既に国土強靭化地域計画を策定し、防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策を令和7年度に向けて実施しています。 当町における地域計画の策定の進捗状況と5か年加速化対策の取組について伺います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) それでは、お答え申し上げます。 初めに、宮代町国土強靭化地域計画の策定状況についてでございますが、本年1月までに町関係各課との調整を行い計画案としてまとめたところでございます。 これは、国土強靭化の内容が大きな災害から人命を守り、社会基盤や機能の被害を最小限に抑え、迅速な復旧・復興につなげていくという広範囲にわたるものであり、役場内でも多くの部署が関係してまいりますことから時間をかけて行ってまいりました。これから、この計画案のパブリックコメントを実施いたします。そこでいただきましたご意見を踏まえまして今年度内の策定を予定しております。 次に、防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策の取組についてでございます。 これは平成26年に閣議決定された国土強靭化基本計画の中から激甚化する風水害や切迫する大規模地震等への対策、予防保全型インフラメンテナンスへの転換に向けた老朽化対策の加速、国土強靭化に関する施策を効率的に進めるためのデジタル化等の推進の3分野について、特に重点化を図り加速化、進化して集中的に対策を講じていこうというものです。 3分野合わせて5年間でおおむね15兆円の予算規模が示されております。 宮代町国土強靭化地域計画では、強靭化に向けた取組として、延べ57の行動を示しました。どれもが町にとって大切な取組ですが、国の加速化対策と連動できるものは、でき得る限りタイミングを合わせて、関係府省庁の支援もいただきながら、より効果的な町の強靭化に取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) それでは、再質問させていただきます。 今回、一般質問で出した後に、ちょうど宮代町国土強靭化地域計画(案)ということをいただきましたので、これを基に質問をさせていただきたいと思います。 この中では基本目標が4つありまして、それに対する事前に備えるべき目標が8目標という形で提案されております。その中で想定する大規模自然災害の範囲ということで、当町におかれましては、地震、洪水、竜巻、3種類を基本とされております。これの計画期間でありますが、令和4年度を初年度とする令和12年度までの9年間を計画期間にしているというふうになっておりました。 これを読んでいく中で、本当にリスクシナリオの設定というものがありました。これを読みますと本当に深刻になるというか、これを基に計画を練っていくというのは本当に重要なことであるなということを大変感じております。 それで、まず質問なんですが、各主体及び地域間連携の推進の中で、本町の多様性と豊かな個性を生かし機能分散等連携による地域づくりを進めますとあります。 この本町の多様性と豊かな個性というのはどういうものなのかを分かりやすくご説明いただきたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) お答え申し上げます。 まず、本町の多様性でございますが、宮代町は首都圏40キロ圏内でございまして、首都圏の様相もありますし、また緑豊かな自然環境も有しておるという特徴がございます。古利根川をはじめとしました大きな河川もございます。また、住宅地あり、水田、畑等の農地もありということで、そういった多様性、それを持っているのが本町の大きな特徴であると考えております。 それから、個性豊かな、もう一つが本町の取組としまして、町民の皆さんとの対話といいますか、市民に参加していただくまちづくりというのを続けてまいりました。そうしたことから幅広い意見、あるいは活動というものがあるのが宮代町の特徴、個性であるというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) それでは、2問目お聞きしたいと思います。 これは事前に備えるべき目標2ということで救助、救急医療活動により人命を保護するというところになるんですが。他市町村や民間団体とあらかじめ協定を締結し、災害時における食料、生活必需品、衣料品などの確保に万全を期しておく必要があるとしております。これは具体的にどのような連携を取られるかお聞きいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) お答え申し上げます。 まず、他市町村との連携でございますが、これは一旦災害が発生しました場合、住民の皆さんが例えば広域避難という可能性もあります。また、復旧・復興する際には宮代町の職員だけでは手が足りないということも想定されます。そうした場合に、他の市町村から職員の派遣をお願いするということもございます。そうした市・町・村、市町村間の連携というものを協定として結んでいくということがございます。 また、民間事業者の関係でございますが、食料あるいは衣料品等、災害の場合には備蓄もございますが、長期にわたる場合には必要となってくる場合がございます。そうしたときに協定に基づきまして食料、あるいは医療品、また生活必需品を提供していただくということも協定として結んでいくと、そういうことがございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 それと、事前に備えるべき目標5ということで、ここで再生可能エネルギーと蓄電設備の組合せや非常電源の導入等を積極的に検討し、電気などのエネルギー供給の停止時にも行政機関及び避難体制への影響を最小限に抑える必要があるというふうにあります。 これは、予算の問題もあるんですけれども、これはどのような想定をされているのかをお聞きいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) 非常時のエネルギーといいますか、電気等でございますが、まずは災害対策本部となります役場庁舎の非常用発電であったり、あるいは避難所となります体育館、あるいは公民館等にガスの発電機等、電力を生み出すという意味で、発電機等の備蓄といいますか、用意ですね、そういったものをしていくということを想定しております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございます。 質問いっぱいあったんですけれども、時間の都合上あと1問だけにさせていただきたいと思います。 強靭化に向けた行動というところで、宮代町建築物耐震改修促進計画に基づき、耐震診断、耐震改修等について積極的な支援と啓発活動に努めるということで、こちらまちづくり建設課というふうになっておるんですが、今回、先日行われました補正予算のとき、令和3年度一般会計補正予算の中で、減額されているということがありました。 耐震診断補助金が24万3,000円、耐震改修工事等補助金が120万円、それから既存ブロック塀撤去が76万9,000円ということで、この中で221万2,000円が減額され、予算が78万9,000円だったということでありました。これで、2件の物件の工事のほうをされたということをお伺いいたしました。 今回の令和4年度一般会計の中の一般住宅耐震対策事業の中で、こちらのほうは300万1,000円という予算になっておりまして、これは毎年同じになっているわけなんですが。こういう形でやはり目標としましては、こういう耐震改修促進計画、こういったものを目指しているんですけれども、現実的には、やはりちょっと少ない状態であるということがあります。 これについて、どのようにお考えかをお聞きいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) お答え申し上げます。 建築物の耐震改修の促進につきましては、今回国土強靭化計画にも位置づけをさせていただきましたが、そもそも耐震改修につきましては、建築物の耐震改修の促進に関する法律というものがございまして、まずその法律の目的としては、地震等の被害から、国民の生命、身体及び財産を保護するため、耐震改修の促進を図ることによって、地震に強い安全性の向上を図り、もって公共の福祉の確保に資することを目的とするということでございます。 宮代町では、平成16年から耐震改修に関する補助をつくりまして、町内に事業所を有する建築士の方々、そして工務店の方々の協力を得まして、宮代町耐震の会というものを組織して、地域の業者の方々と一緒に啓発活動に取り組んできております。 特に建築士の方々とは防災訓練やその他役場の庁舎内での相談会などにもご協力をいただいてきたところでございます。 ただし、ここ2年程度は新型コロナの関係もありまして、なかなか説明会や相談会が実施できないということで苦慮をしているところでございます。 なお、近年建築物の耐震改修に対する補助金の実施状況が芳しくないという状況は承知をしておりまして、何とか改修工事につなげたいという思いは非常に強く持っております。 しかしながら、対象が昭和56年以前の建築物ということで、既に40年以上が経過している建物でございます。 また、そこにお住まいの方々も大体40年ぐらいに新築で建てて、もしくは購入されてずっと住んでいるという方が多いので、お住まいの方々も、いわゆる高齢になった方が多い状況でございます。 大きな地震があった後は、予算が間に合わないというくらいのご要望もいただいておりますが、近年ではなかなかそこは伸び悩んでいるというような状況でございます。 ただし、先ほど冒頭で申し上げたように、住民の生命、身体、財産を守るということが一番の目的でございますので、1軒でも早く改修が進むように継続して啓発等を実施してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 それでは、次の質問にさせていただきます。 4番、東小学校の新校舎工事について。 東小学校の新校舎増築工事は、昨年8月に開始され、建物の全景を見ることができるようになりましたが、現在も進行中であります。 コロナ禍の中、間もなく新学期を迎えるに当たり心配する声も聞かれます。 現在の工事の進捗状況を伺います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 東小学校の増築工事につきましては、6月の町議会において契約のご議決をいただき、4月の開設に向けて順調に建築工事を進めてまいりました。 これまでの工事の流れでございますけれども、契約締結後、直ちに準備工事に着手しております。その後、10月にかけて基礎工事を実施し、11月には鉄骨の組立て、屋根及び外壁の設置を行っております。 そして、12月から本年2月にかけては内装と設備工事のほか、外構工事を実施したところでございます。 今般の工事の増築工事に関しましては、地域の皆様、保護者の皆様、学校及び学童保育関係者の皆様の多大なるご協力をいただきました。 また、工事受注者にも子供たちの安全を最優先に施行していただきました。 おかげさまで当初の計画どおり、増築の本体工事を完了することができております。 今後は、附帯工事になりますけれども、附帯工事として実施をしております新校舎と既存校舎を結ぶ通路の舗装ですとか、あるいは学校校庭のトラックの復旧などを行うということとともに、備品類、机などの備品の準備を進めまして、新学期から教室として使用を開始することとなっております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) それでは、再質問させていただきます。 今回の工事なんですが、ここに来まして部材や燃料費の高騰というものが非常に大きくなっておりますが、それに対しての影響といいますか、予算の見直し等が発生したかどうかをお伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 議員ご指摘のとおり、部材ですとか燃料費の高騰というのが見られていたのはこれ事実だと思います。 ただ、町の工事としてはその辺は心配はしておりましたけれども、特にそれに影響を受けて、工事の中味が変わったとか、金額が変わったということはございません。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) それでは、再質問させていただきます。 答弁の中で、新校舎と既存校舎を結ぶ通路舗装というものがあります。これについて、屋根はつくのでしょうか。お伺いいたします。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長大場崇明君) お答え申し上げます。 新校舎と既存校舎を結ぶ通路については舗装のみで今考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 泉議員。 ◆7番(泉伸一郎君) ありがとうございました。 もうすぐ新学期を迎えますので、児童の皆さんが安心して生活できるように、しっかりと推進していただきたいと思います。 以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(合川泰治君) 以上で、泉伸一郎議員の一般質問を終わります。 ここで休憩いたします。
    △休憩 午後3時30分 △再開 午後3時45分 ○議長(合川泰治君) 再開いたします。 引き続き、一般質問を行います。--------------------------------------- △小河原正君 ○議長(合川泰治君) 通告第10号、小河原正議員。    〔1番 小河原 正君登壇〕 ◆1番(小河原正君) 1番、小河原です。 それでは、一般質問を行います。 今日は4点ほど出しておりますので、ひとつ分かりやすく質問するつもりですけれども、答弁も簡単にできるだけお願いしたいと思います。 それでは1点目、春日部久喜線(町道第252号線)の延伸について。 春日部市の市街化区域編入の進捗状況の確認や今後の負担等について会議を開催し調整を行う内容を伺いたい。また、春日部市内の整備計画区内は隼人堀川から北春日部駅西口南栄町線までの延長950メートル、道路幅員は16メートルを予定しているが変更はないか。 その内容を見ると宮代町は町道第252号線の直線上に通じるのではなく、町道第254号線上に通じるのか伺いたい。もし、春日部市と調整を行った内容としたら、宮代町の整備計画は変更されるのか、その対応は。 1点目の問いですが、実はこの間の全協でこの地区もう説明をされてしまったので質問することはないんですけれども、少し幾つか確認みたいな質問をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 1点目については以上です。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) 町道第252号線の延伸についてお答え申し上げます。 まず、春日部市における市街化区域への編入手続の進捗状況についてでございますが、春日部市では、北春日部駅西口周辺地区におきまして、面積約40.5ヘクタールの土地区画整理事業を計画しておりますが、開発予定地が農業振興地域の農用地であるため、県農林部との協議を経て、国との協議を進めているところでございます。 また、春日部市では国との協議が整い次第、道路の都市計画決定の手続を進めることになりますが、この道路は宮代町と春日部市との一体的な路線となりますので、都市計画決定は宮代町と春日部市と同時期に行うことで事務調整を進めております。 現時点では、都市計画決定と土地区画整理事業の事業認可の手続につきましては、令和4年度中の着手を目指して協議調整を進めているところでございます。 次に、事業実施に伴う負担等についてでございますが、春日部市とは担当者レベルではございますが、意見交換を行っておりまして、春日部市では土地区画整理事業と道路整備事業、宮代町では道路整備をそれぞれ実施することになりますが、隼人堀川に新たに設置する橋につきましては、春日部市で設計工事を実施いたしまして、その費用は春日部市と宮代町で折半とする方向で調整をさせていただいております。 次に、春日部市が土地区画整理事業に併せて整備する幅員16メートルの道路についてでございますが、この道路は北春日部駅西口のかえで通りから土地区画整理事業の北側部分に向けて、事業地内を縦断する計画であり、特に変更することは聞いておりません。 議員ご質問の町道第254号線は、春日部市で計画する道路の延長付近にはありますが、現況の道路幅員が6メートルほどであり、地域住民の皆様の生活道路でもございますので、今回計画している北春日部と結ぶ幅員16メートルの道路に接続するものではありません。 また、この道路は当初から町道第252号線につなげることを想定して町としても計画しておりますので、宮代町での計画変更もございません。 なお、現在の町道第252号線は、姫宮交差点を起点として、隼人堀川の左岸を終点とする路線でございますが、新たに整備する幅員16メートルの道路は町道第26号線と第252号線が交差する姫宮駅西口(南)の交差点から、春日部方面を見て町道第259号線と交差する手前付近で左側に折れて、町道第254号線の姫宮南団地西側付近に向けて緩やかにS字にカーブし、北春日部地内において新たに整備する幅員16メートルの道路に接続するものです。 いずれにしましても、町道第252号線の北春日部方面への延伸は、宮代町にとっても非常に重要な事業でございますので、引き続き春日部市と連携、協力して、着実に事業を推進してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) どうもありがとうございました。 それでは、先ほども申し上げましたけれども、この間全協でほとんど説明されているから一般質問は終わっていると思われると思います。 一般質問出してから説明があったから、一般質問の答弁をやってくれたんかなと思って、ありがたく思っておりますが、幾つか質問したいと思います。 まず、春日部市の都市計画変更はいつ頃までに完成するのかどうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) お答え申し上げます。 春日部市におきましては、先般ご説明申し上げたとおり、様々な計画決定がございます。 そのようなことから、2月、先々週の土曜日ですかね。住民の方々に対しては説明会が行われております。 宮代町でも順次説明会を開催したいというふうに考えておりまして、これは令和4年度のなるべく早い時期ということでございます。 ご答弁でも申し上げたとおり、計画決定の手続につきましては、今若干春日部が先行しているような状況ではございますが、今後都市計画法の16条、17条、また18条というような縦覧とかいろいろな手続もございますので、それらの手続を経て、できれば令和4年度中に、都市計画決定が終われればというふうには考えておりますが、ただ、今後の説明会の状況など、いろいろとクリアしていかなければならないこともございますので、できる限り早くとは考えておりますが、令和4年度中には完了ができるように、事務調整を進めていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) そういう流れで決まってくるということになりますと、宮代町もこの私たちの予算書の中に、この姫宮駅西側周辺活性化事業の中に、この町道252号線の関係の内容が若干載っております。それを見ますと、宮代町も令和4年度中に、都市計画決定の手続、用地や補償交渉については令和4年の真ん中であるから多分半年ですね、頃から始まるって、その後2年間、令和6年には用地買収補償を行う、こう載っているようです。それだと相当話が早く進むと思いますので、それでいいかどうか、まずそれ。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) お答え申し上げます。 都市計画の手続につきましては、令和4年度中には完了をしたいということで、事務調整は進めております。 なお、その後に地権者の方とは用地を譲っていただくための用地交渉を進める必要がございます。 新たに、用地を購入させていただくところは、ほとんどが農地でございますが、計画線上に1軒、住宅もございますので、その方とも含めて順次用地交渉のほうはさせていただきたいと思っております。 また、春日部市では都市計画決定が行われた後には、春日部市側はやはり農地でございまして軟弱地盤でございますので、地盤改良の工事をまず進めるということは伺っております。 なおかつ、先ほど申し上げた新しく架ける橋もございますので、まずは宮代側で用地をしっかりと確保いたしまして、その用地を工事用の車両の搬入路に使って橋を架けていくというやり方が一番効率的かなというふうに思っておりますので、春日部市の進捗に遅れないように、宮代町としてもしっかりと対応をしてまいりたいというふうに考えております。 何年でできるかということは地権者のご意向もございますので、今ここの段階ではお答えすることはできませんが、春日部市としても今まで温めてきた事業であり、なるべく早く進めたいという意向もあると思いますので、宮代町としても歩調を合わせて進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 大変な、これも事業だと思います。 この間の春日部市の平面図を見ますと、今説明があったように、新しい道路がちょうど宮代町の町道254号線の横へつくので、1軒引っかかっているようになっているんですね。苗字はちょっと調べないと分からないんですけれども、1軒丸ごとに引っかかる、そういう平面図になっていますよね。そうするとちょうど町道254号線のこっち、横に道路が、橋が来るのかなと、こういう平面図になっています。 それは春日部市の都合でこのようになるんですけれども、宮代町は当初は町道252号線を直線上に行って国道16号線につなげると、こういう説明をしていたと思いますけれどもね。私たちもそれが一番いいのかなとは思いますけれども。回答を見ますと、もう春日部市の変更はしない。変更しないということは、春日部市のこの平面図で決まりだということになるんですけれども。もう1回確認します。それでいいのかどうか。変更は絶対ないのかどうか。 国道16号線までは直接つながらないようになっているんですよね。このかえで通りって言うの、春日部市の北春日部の駅前の南栄町のかえで通りまでしかつながらない。こういう平面図になっているんですけれども、これでいいのか。変更は絶対できないのかどうか。もう1回だけ確認しておきたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) お答え申し上げます。 この町道252号線の延伸につきましては、1市3町の合併協議の中でも広域ネットワーク道路として位置づけられていた路線でございます。1市3町による合併協議の破綻によりまして凍結となっていた状況でございます。 今回、北春日部駅の西口地区におきまして、春日部市が土地区画整理事業を実施するということになりまして、春日部市が計画を立てていただいているところでございます。 その路線に合わせる形で、宮代町は町道252号線を春日部方面につなげて、一体的なまちづくり、広域的なまちづくりを進めるという趣旨でございます。 当初は確かに国道16号線に真っすぐぶつかるというような計画もございましたが、区画整理地内から国道16号線の方向を見ますと、既に住宅宅地が張りついております。また、北春日部のところが陸橋になっておりまして、交差点に近いところに接続するような形にもなりますので、その交通処理もなかなか難しいという状況で、今回はかえで通りでぶつかって、宮代町から言えばかえで通りから右に曲がって県道の春日部菖蒲線方面に向かう、かつ国道16号線はその先にございます。 広い道路が整備されれば車はスムーズに流れ走ることはできますので、国道16号線に真っすぐぶつからなくても、利便性は大きく向上するというふうには考えております。 今後一切計画を変更することがないかということにつきましては、現時点では計画の変更はないということで伺っております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 分かりました。 それでは、宮代町側に対しての質問をちょっとしたいと思います。 この宮代町の町道254号線の脇へつく、それがやむを得ないとすれば、宮代町の町道252号線直線にいかないとなれば、宮代町の町道259号線というのが町道252号線に十字路的に道路が横断しているんですけれども、その新しい春日部市の道路につなげるとすると、説明の中では町道252、259号線の先から、S字型でつなげると、そういう説明をされました。 実は春日部市が、この道路は、32号梅田内牧線、春日部北春日部西口南栄線までの間の距離は、約2キロあるんです。2,000メートル。それのS字型で持っていくと。それは決まるとすれば宮代町は、今言いましたように、町道259号線の先から、この春日部の橋を架けるところまでつなげるとなると200メートルちょっとしかない、距離が。それで幅は100メートルの間で200メートル先からS字型でこう曲げてくるとなると、S字型が相当きつい道路になると思うんですよ、宮代町は。それでいいのかどうかね。 例えば26号線から曲がってくるっていうんなら約400メートルあるからある程度S字型が緩和されるんだけれども。 町の考えでいくと200メートルの間にS字型で100メートルの幅を持ってくるということは、相当きついS字型になると思うんですよ。この春日部北春日部駅の駅前のS字型と全然違うと思うんですよ。それでいいのかどうか。 もう少し具体的にね、宮代町のS字型どこから持ってくるのか、説明願いたいと思うんですけれども。 宮代町は真っすぐな道路あまりないから、またこれもS字型すごいカーブのある16メートルの道路だねって言われると思いますよね。もうちょっと具体的に説明願いたいと思うんですけれども。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) お答え申し上げます。 町道252号線の延伸に係る部分につきましては、先ほども申し上げましたとおり、町道259号線と交差する手前から左側に緩やかにカーブをして、また右側に戻って北春日部の道路につなげる路線でございます。 なかなか口頭、口でご説明申し上げるのは難しいんですけれども、道路構造令に沿って今後具体的な設計を行いますので、危険な道路ということはございません。距離もありますので、急カーブということではございませんので、ご理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) この問題についてはちょっとしつこいんですけれども、もう一回聞きます。 何か危険なカーブではないと、町道259号線の先は、私この公図で測ると200メートルちょっとしかないんですよ。幅が100メートルで長さが200メートルの中を16メートルの道路がS字型になるわけですから。相当カーブはきついと思いますよ。 だから町道259号線のもうちょっと、町道26号線に近いほうに持っていけば、だんだんS字型が緩和される。そういうことになるわけですよね、誰が考えても。 どうもこの200メートルの間で、100メートルの幅の中で、正三角形を引いて調べたんですけれども、自分なりに計算したけれども相当きついです。S字型になると思います。 そうすると橋、隼人堀川の橋が架かった場合、その道路から橋に渡るときに直線じゃないと危ないよね、これ誰が考えても。 どうもそれを考えるとこれ直線をするとS字型のどういう形になるのかなと。さんざん自分なりで、定規を使って測ったんだけど、相当きついS字型になると思います、この間では。 26号線のほうから、今まだちょっとも話がついていない場所がありますけれども、あそこら辺からばっとS字型で引っ張ってくれば400メートルあるんです。400メートル。そうするとなだらかなS字型になると思います。そういう考えはないのかどうか。 これまた今の宮代町の考えで言ったS字型造ると相当急勾配なS字型を造らざるを得なくなるような状況だと思いますよ。それでいいのかどうかね。また宮代町はものすごいカーブのある16メートルの道路造ったねってなる可能性あると思いますよ。 役場のほうから、この春日部久喜線、これ直線で来ているんだからね。ずっとね。直線で来ているの。それで橋を渡る前から急にS字型でさ、曲がっていいものかどうか。 これもうちょっと緩和するという考えはないんですか。急カーブをできるだけなくす。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) お答え申し上げます。 議員のご説明につきましては、町道26号線から隼人堀川までが約410メートルでございますので、町道259号線との交差点まで行くとそれが半分になってしまうだろうということだと思いますが。町道259号線の、少し交差点との少し手前辺りから左に緩やかにカーブをする線形となっておりますので、安全性の面では、大きな障害とかそういうのはないというふうには考えております。 特に都市計画道路でございますので、道路構造令はもちろん、その他の法令にもきちんと遵守する形で設計を今後行っていくことにはなりますが、今回は、この計画で進めさせていただきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 分かりました。 私たちがこの道路の平面図を決めることはできないと思います。これは担当が決めることだとは思いますけれども、どう見てもこれは相当の急カーブを造らざるを得ない。この町道259号線のちょっと先から曲げるとなるとね、これは間違いないと思いますよね。 それは車飛ばさないようにすれば16メートルの幅があるんだから、それは事故はないとは思いますけれども。どうもこの造り方は宮代町はまたカーブを造ったなと言われそうな気はするわけ。 確かに26号線のほうから持ってくると家に引っかかるのがまた2回ぐらい増えると思いますよね。確かに。今度の考え方でも1軒は丸々引っかかる、1軒は。これはもう、これを避けたらできないよね。丸々引っかかる。 カーブをできるだけなくすようにするには、確かにあと、今まだ道路が問題になってくる場所も引っかかってきたりすると大変は大変だよ。分かる、それは。 ただ、本当はそこから持ってくれば一番いいんだよね。倍の長さの中でS字型を造るんだから、緩和はされる、急カーブは。この春日部のこの新しい道路を見ると2,020メートル、約2,000メートルの中でこれだけのS字型を造るんだから、これの4分の1のS字型を造らなきゃならない。 そうなると春日部のほうはカーブがほとんどないような道路ができて宮代だけはまたS字型のきついのができる。それはよっぽどよく考えないと、宮代町はまたすごい道路造ったねってなると思います。 まして国道16号線まで行かないんだから、これはね。それは行かないんだからいいんだということになればいいですよ。宮代町としては、これ真ん中の道路を造って、大きな直線道路ができるっていうことは必要ですよね。そういうことを考えると、できるだけS字とかはなくしたほうがいいんじゃないかなと、できるだけ。 北春日部と同じまではいかなくても、それに近いS字型にするべきだなと私は思うんだけれども。それができないと言うならやむを得ないですね。造る気がないんでしょうから。 ただ、しつこいようだけれども、この町道26号線からこのS字型を造れば、今までの考え方の倍は緩和されるわけだからね。距離が倍あるんだからね。 400メートルの間隔の間の道路にS字型を造るのと、200メートルの間隔の中で、長さの中でS字型を造るにはこれは倍になるわけだから。誰が考えても。どう思いますかね。 まあね、そういう方向でいくって言うんだからしようがないんですよね。ただ私はまたすごい道路ができたねと、言われることは間違いないと思いますよ。 これは私の皮肉の質問になりますけれども、それ以上言っても、もう決まったんじゃしようがないですよね。ただ批判は出ると思いますよね。もう少しこう間隔延ばして、こうS字型を造る。長い、しつこいようだけれども春日部は2キロの間にS字型を造る。宮代町は200メートルの中にS字型を造る。これは誰が考えても急カーブだよね。それを皮肉を言って、私は質問をやめます。ただ、絶対、不評を買うと思いますよ。批判は出ると思います。まして、直線で期待していたのが直線じゃなくなってしまったんだしね。町道254号線に並ぶように道路を造るわけだからね、最後のほうは。橋のところは、くっつくんだからね。 そこら辺のことを考えてちょっと慎重に考えたほうがいいと思いますので。そこで私の意見だけを言っておきたいと思います。 ひとつ後でみんなが何だいと言われないような道路を造ってもらいたいと思います。 じゃ、もう1回確認しておくけど、約2年間で交渉を終わらせたいということでよろしいですね。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) お答え申し上げます。 用地交渉につきましては、できれば2年に限らず一日も早く完了したいというふうに考えております。 今回、実行計画で掲げたものは、おおむねの予定ということでご理解をいただきたいと思いますが、まずはお住まいの方には、なるべく早くご説明には上がりたいと思っています。その上で、またほかの地権者様にもご説明を申し上げる。その上で地域の住民の方々、また宮代町民の方々にも順次お知らせをして、合意形成を図ってまいりたいと考えております。 また、せっかく造る道路でございますので、危険な道路を造るということはないように、その辺はしっかりと対応してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) ちょっと私が心配するのは、確か1軒、必ず100%移動しなくちゃできない。間違いない、これは誰が考えても。 もう一点は、町道259号線から今度の橋が架かるまで、16メートルの道路がどういう設計上になるのか知らんけれども田んぼが分断されると思います。私、よくあそこを昔歩いていて農家の人が、田んぼをつくっているって大体顔は知っています。そうすると、あれを見ていると必ず分断されるなと思います。そこら辺を考えると用地交渉もよっぽど真剣にしつつ早めに、平面図ができたら話し合って問題のないように進めたいと思います。 名前言うと、私は問題になるから言いませんけれども、私は知っています。誰があそこの田んぼをつくっているかっていうの。ひとつ問題のないように早めに解決したほうがいいかなということをお願いして1点目は終わります。 2点目いきます。 新しい村の影響は。 東武動物公園駅西口、無印良品と東武ストアが半年前に開店して、西口もにぎわいが出てきて、宮代町庁舎前には1月末にセキ薬品がオープンしましたので、次のことを伺いたい。 1、大型店がオープンして人の流れの変化はどうなったか。 2つ目、新しい村の売上げがどう影響があったかどうか。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長(菅原隆行君) それでは、お答え申し上げます。 まず、①大型店がオープンして人流の変化はどのようになったかについてお答え申し上げます。 ご質問いただきましたとおり、昨年9月に東武ストアと無印良品がオープンしたことにより、東武動物公園駅西口駅前には新しい人の流れができ、店舗前の芝生広場では飲食やおしゃべりをしながらくつろぐ姿が見受けられるようになりました。 また、今年1月には役場庁舎前にセキ薬品がオープンし、昼夜を問わず買物客の往来が見られるようになりました。 なお、東武ストアと無印良品がオープンして数か月がたちましたので、1日当たりのおおよその来店客を伺っております。 まず、東武ストアにつきましては、平日が1日約2,000人、土日、祝日が1日約2,500人とのことでございます。また、無印良品につきましては、平日が約500人、土日、祝日が約900人とのことでございます。実際にはレジを通過した方だけではなく、ご家族や友人等とご来店いただくケースも多々あると思われますので、数字以上の方が西口を訪れていると思われます。また、そうした皆様が西口の飲食店を利用していただき、ときには足を延ばして新しい村を訪れていただくといったお話も伺っております。 新型コロナ感染症が拡大傾向にある中では、飲食を伴うイベント等もなかなか行うことができず、まだ本来の姿ではないかと思われますが、新たなにぎわいを感じ取っているところでございます。 続きまして、2点目の新しい村の売上げにどう影響があったかについてお答えいたします。 無印良品と東武ストアが開店いたしました昨年9月から今年1月までの森の市場「結」の売上高合計につきましては約9,000万円でございまして、前年度同時期と比較いたしますと6.5%、金額では約600万円のマイナスとなっております。 しかしながら、昨年9月末から今年1月にかけましては緊急事態宣言が解除され、今回のまん延防止等重点措置に入る間でございまして、埼玉県内の新型コロナ感染者につきましても、数人から数十人ということで非常に少なく、全国的にも、Gotoイートキャンペーンや観光クーポン事業等を行っていました時期でございますので、消費者の外食や観光需要が増えたことによる落ち込みが大きいと考えております。 なお、昨年9月から今年1月までの森の市場「結」の売上げ合計を、コロナ禍になる前の前々年度同時期と比較いたしますと23.5%、金額では約1,700万円の増となっております。近場の自然環境に恵まれた場所でゆっくり過ごすというコロナ禍による新しい生活習慣が新しい村の環境とマッチし、多くのお客様にご来店いただいている状況につきましては、駅前大型店舗がオープンした後も続いている状況でございます。 新型コロナ感染症拡大による影響が大きい中で、西口店舗のオープンによる影響を単体ではかることは難しい状況ではございますが、無印良品の店舗の中には新しい村のパンフレットを置いていただいており、実際に東武ストアや無印良品を訪れた後に、新しい村に足を運んでいただくお客様も増えております。 また、一方で直売所の商品といたしましては、競合するものも数多くございますので、影響は少なからずあると考えております。 新型コロナ感染症収束後におきましても、駅前の各店舗と新しい村が互いに共存できるよう、引き続き新しい村の特徴を生かした運営を心がけてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) どうもありがとうございました。 今説明を聞きますと、あまり影響はないと、それはいいことなんですけれども。新しいにぎわいを感じていると、これは悪いことじゃないですよね、いいことだと。 昨年の9月から1月までの森の市場の売上げは23.5%、約1,700万円も上がっていると。すばらしいことだと思いますね。 しかし、若干は無印良品と東武ストアの関係で売上げは下がっているとは思います。そういうことを考えて、今の説明を聞いていると、お互いに新しい村も、この東武ストアと無印良品の協定しているみたいにパンフレットを置いてくれていると、それはいいことだと思いますね。 ひとつそういうことをこれからどんどんお互いに手を結んで、新しい村も落ち込まないように、頑張ってもらいたいということは誰しも同じだと思いますので、ぜひこれからのこのお互いに伸びる方法を考える必要があると思いますので、そういうことを考えていくかどうか。 やっぱり、この新しい村と東武ストアと無印良品と、お互いに話し合って共存していく、そういう話合いをやっていくかどうか。やったらひとついい方向に決めてもらいたいと思うんですけれども。どう思うか。しつこいようですけれどもお願いしたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長(菅原隆行君) それではお答え申し上げます。 議員さんおっしゃいますように、無印良品とは特にまちづくりの面でもいろいろと協力ができると思っておりまして、担当レベルだけではなくて、私も本社のほうに伺わせていただいて、取締役等とも話合いを持たせていただいておりますので、今後イベントですとか、PRですとか、人材育成等につきましても、一緒に考えていけたらというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) ひとつ本来は新しい村の問題を質問で出してあったわけですけれども、ひとつ両方がうまく伸びるように今後ともひとつ骨を折ってもらいたいということをお願いしてやめたいと思います。よろしくお願いします。 次に3点目。 プラスチックごみ回収について。 プラごみのリサイクルの削減、地球温暖化対策の推進を目的とした新法プラスチック資源循還促進法の内容は、プラごみの回収内容が変わるのか、内容によっては財政負担の軽減があるのか伺いたいです。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(吉永吉正君) それでは、お答え申し上げます。 令和4年4月から、プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律、いわゆるプラスチック新法が施行されます。この法律はこれまでの家電リサイクル法や自動車リサイクル法などが製品に焦点を当てた法律なのに対し、プラスチックという素材に焦点を当て、プラスチックを使用した製品の設計、製造、販売、廃棄物の処理までの全てに目を向け、資源の循環と活用を促すことを目的としています。 また、プラスチックを使用する製品の設計、製造から、販売、購入、廃棄、収集、そして再商品化、再資源化といった各段階において、事業者、消費者、国、地方公共団体といった全ての関係主体が参画し、プラスチックの資源循環を促進しようというものです。 ご質問のプラごみの回収についてでございますが、プラスチック新法が施行されますことで、令和4年4月から、宮代町の回収内容が変わるということはございません。また、直ちに財政負担が増減することもございません。 なお、令和9年度からは、現在の久喜宮代清掃センターに代わり、久喜市の新ごみ処理施設での処理がスタートいたします。 その際には、ペットボトルを除くプラスチック類は減量化の徹底をお願いした上で燃やせるごみとして収集させていただき、焼却処理の段階で発生する熱を回収しエネルギーとして利用していく予定でございます。そのため、その際にはプラごみ等の回収内容を変更させていただく予定でございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) どうもありがとうございました。 ひとつ、令和9年度から衛生組合の関係は変更になると、そのことを今聞きまして、ペットボトルを除くプラスチック類は減量化の徹底をお願いした上で、燃やせるごみとして収集させていただくということですから、今の回収方法とは若干変わってきますよね。 そういうことがはっきり分かってきましたので、この質問についてはまたこういう回収の方法のときに、私はここにいるかどうか分かりませんけれども、いるチャンスがあったらまたそこで私の意見を述べたいと思いますので、ひとつよろしくお願いしてこの質問を終わります。 次、4点目。 TMOみやしろについて。 宮代町庁舎前に1月にセキ薬品がオープンし、るーばん宮代内の店舗は閉店のようだが、TMOみやしろの経営はどのように解決したのか伺いたいと思います。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長(菅原隆行君) それではお答え申し上げます。 るーばん宮代内のセキ薬品店舗が閉店したが、TMOみやしろの経営はどのように解決したのかの点につきましてお答え申し上げます。 ご質問いただきましたとおり、今年1月下旬に役場庁舎前のセキ薬品がオープンしたことに伴い、るーばん宮代内のセキ薬品は閉店いたしました。 なお、るーばん宮代の建物につきましては、平成27年7月に民間事業者に建物所有権が移転し、その後令和2年4月に売買によって、現在は株式会社セキ薬品が建物所有権を有しているところでございます。 今回の閉店に当たり、今後の使用方法についてセキ薬品に確認をさせていただきましたところ、現状はセキ薬品の倉庫として利用しており、今後については未定とのことでございました。 なお、TMOみやしろの経営につきましては、昨年6月に代表取締役と面談し、状況について確認をさせていただいております。 現状は会社の清算に向けて弁護士と相談をしているということでございまして、必要となる資金のめどがついた段階で会社の清算を行うと伺っております。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) あまりこの問題については、ほか限りにして質問するのをやめたいと思います。 ただ、最後のほうに答弁がされましたけれども、清算に向けていくと。それは大変なことだと思います。清算ということは会社が潰れたということだもんね。 これをはじめTMOができたときには、中心市街地活性化でできたと思いますよね。それは宮代町も加わっていますよね。多分宮代町も900万円ぐらい出しているのかな。それがやっぱりパアになってしまうかなとは思いますけれども。株式会社だったから、株主は当然パアになるよね。 町もそういう流れでTMOをつくったんですからね。ある程度責任はあると思いますよ、宮代町にも。どう思うかもう1回聞いておきたいと思います。 ○議長(合川泰治君) 答弁を求めます。 産業観光課長。 ◎産業観光課長(菅原隆行君) それでは、お答え申し上げます。 TMOみやしろにつきましては民間の企業とはいえ、宮代町の中心市街地活性化を図るために町と商工会が中心となって検討し、その結果誕生した会社でございますので、目的がそれてしまった点につきましては町としても大いに反省すべきだということは感じているところでございます。 ただ、一方で度重なる町のアドバイス等に対して耳を傾けていただけなかったと。その結果経営破綻を来してしまったという部分につきましては、やはり経営者の責任によるところは大きいのかなというふうに感じているところでございます。 以上でございます。 ○議長(合川泰治君) 小河原議員。 ◆1番(小河原正君) 分かりました。 活性化を立ち上げたときに、宮代町も立ち会って、立ち会ったというか宮代町が中心になって動いたのかな、私の記憶では。そういうような状況ですので、ひとつ気持ちは、その当時携わった人はみんな辞めちゃってるんだよ、利口だから。利口だからって言うか何て言うか。みんな残った人は大変な思いをしているわけだから。ひとつやさしい気持ちで話し合って、ひとつ冷たくあまり思わないで、ひとつできるだけの助けはしてやるってことをお願いして質問を終わらせたいと思います。 以上です。 ○議長(合川泰治君) 以上で、小河原正議員の一般質問を終わります。--------------------------------------- △延会について ○議長(合川泰治君) お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(合川泰治君) ご異議なしと認めます。 よって、本日はこれで延会することに決しました。--------------------------------------- △延会の宣告 ○議長(合川泰治君) 本日はこれで延会いたします。 △延会 午後4時45分...